椅子から立ち上がる時に、腰が「ピキッ」とする。
その一瞬の違和感があるだけで、仕事中に席を立つのも、食事のあとに動き出すのも少し億劫になります。結論からお伝えすると、この痛みは腰そのものだけが原因とは限りません。長時間の座り姿勢、立ち上がる時の体の使い方、股関節まわりの動き、背中や骨盤の使い方の偏りなど、いくつかの要素が重なって、立ち上がる瞬間に腰へ負担が集まっていることがあります。だからこそ、「腰が痛いから腰だけを見る」という考え方だけでは、十分に整理しきれないことがあるのです。[1][2]
座っている姿勢から立つ動作では、腰・骨盤・股関節が連動して働きます。ところが、座る時間が長くなったり、体が固まった状態で急に動いたりすると、股関節で受け止めたい負担を腰でかばいやすくなります。腰痛に関する研究では、腰に不安を抱えている方は、立ち座りのような日常動作でも体の動かし方に違いが出やすいことが示されています。また、座り続ける時間が長い生活は腰まわりの負担感と関係しうるため、こまめに姿勢を変える、短く立つ、少し歩くといった工夫は、日常の過ごし方を見直すきっかけになります。[2][3]
つまり、椅子から立つ時の腰の痛みを考えるうえで大切なのは、単に「腰を伸ばす」「腰を押す」といった対処だけではなく、なぜその瞬間に負担が集まるのかを全体で見ることです。たとえば、深く座ったまま背中だけを先に起こしていないか、足が前に流れていないか、股関節から体重移動できているか。こうした日常の小さな癖が積み重なると、立ち上がるたびに腰が緊張しやすくなります。
一方で、注意しておきたい腰痛もあります。強い外傷のあとに出た痛み、発熱、原因不明の体重減少、がんの既往、脚の力が急に入りにくい感じ、排尿や排便の異常などがある場合は、まず医療機関に相談したほうが安心です。腰痛では画像検査が必ず必要というわけではありませんが、こうしたサインがある時は別です。無理に様子を見るより、先に確認しておいたほうがよいケースがあります。[4]
そのうえで、病院で大きな異常はないと言われたのに、立ち上がる時だけ腰がつらいという方は少なくありません。そのような場合に大切なのは、過度に怖がりすぎず、今の体の状態を丁寧に把握することです。海外の腰痛ガイドラインでも、必要以上の安静を続けるより、無理のない範囲で日常生活を保つことが勧められています。もちろん我慢して動けばよい、という意味ではありません。大事なのは、毎回の痛みを恐れて体を固めるのではなく、負担のかかり方を見直しながら、生活の中で動きやすさを取り戻していくことです。[1][4]
立ち上がる時の負担を減らすには、足を少し手前に引き、鼻先を前へ運ぶように体重移動してから立つ意識が役立ちます。背中だけを反らせて起き上がるより、股関節から立ち上がるほうが、腰一点に負担が集まりにくくなります。さらに、長く同じ姿勢が続く日は、座る深さを変える、短く立ち上がる、少し歩くなど、日常の中で動きを分散させることも考え方の一つです。派手なセルフケアより、まず日常動作の質を整えるほうが続けやすい方も多いでしょう。[3]
では、大阪府で整体を探すなら、どこを見ればよいのでしょうか。ポイントは、腰だけを見るのではなく、体全体のつながりや生活背景まで含めて考えてくれるかどうかです。椅子から立ち上がる時の腰の痛みは、腰だけを触って終わりでは整理しきれないことがあるからです。大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、不安のある部位だけでなく、全身のバランスや日常動作の負担の集まり方を丁寧に確認しながら、その方に合った方向性を考えていきます。
オステオパシーは海外でも腰痛分野で研究が進められており、慢性的な非特異的腰痛に対して、痛みや機能面に関する前向きな報告がある一方、研究の質には幅があるため、受け取り方には慎重さも必要です。だからこそ大切なのは、専門用語を並べることではなく、今の体の状態を分かりやすく説明し、納得しながら相談できることです。トラストが取り入れているオステオパシーの魅力も、特別な言葉そのものではなく、体を一つのつながりとして見ていく視点にあります。腰が気になる方でも、実際には股関節、背中、座り方、過去から続く体の使い方の癖などが関係していることがあります。そこまで含めて整理することで、「なぜ立ち上がる時にだけピキッとするのか」が見えやすくなります。[5]
もし今、椅子から立ち上がる時の腰の違和感で整体を探しているなら、痛みを我慢して様子を見るだけでなく、一度体の使い方を見直してみるのも選択肢の一つです。毎日の何気ない動作が少し楽になるだけでも、仕事や家事のしやすさは変わってきます。大阪市城東区で相談先を探している方は、オステオパシー整体院トラストの公式サイトや予約ページも確認してみてください。駅から近く、平日夜や土日祝にも通いやすい環境が整っています。

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西3丁目6−32 DGビル蒲生4丁目 4A
- アクセス:長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」エレベーター出口徒歩5秒/今里筋線「蒲生四丁目駅」2番出口徒歩1分
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。
参考文献
[1] Delitto A, George SZ, Van Dillen L, et al. Low Back Pain: Clinical Practice Guidelines Linked to the International Classification of Functioning, Disability, and Health. J Orthop Sports Phys Ther. 2012.
[2] Pourahmadi MR, Ebrahimi Takamjani I, Sarrafzadeh J, et al. Kinematics of the Spine During Sit-to-Stand Movement Using Motion Analysis Systems: A Systematic Review of Literature. J Sport Rehabil. 2019;28(1):77-93. PMID: 28952872.
[3] Gibbs BB, et al. Reducing sedentary behaviour to decrease chronic low back pain: the Stand Back randomized trial. PMID: 29330230. PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29330230/
[4] Chronic Low Back Pain: Evaluation and Management. American Family Physician. 2024;109(3). https://www.aafp.org/pubs/afp/issues/2024/0300/chronic-low-back-pain.html
[5] Dal Farra F, Risio RG, Vismara L, Bergna A. Effectiveness of osteopathic interventions in chronic non-specific low back pain: A systematic review and meta-analysis. Complement Ther Med. 2021;56:102616. PMID: 33197571. doi:10.1016/j.ctim.2020.102616












