大阪市城東区で身体の不調にお悩みの方は多いでしょう。
しかし、一時的な痛みの改善だけでなく、根本的な健康維持を目指すなら、単なる「整体」ではなく、科学的根拠に基づいたアフターケアとメンテナンスが不可欠です。
本記事では、オステオパシー整体院トラストで実践している本質的なアプローチについて詳しく解説いたします。
なぜアフターケアが必要なのか?海外研究が示すメンテナンスの重要性

アフターケアの科学的根拠
結論から申し上げると、身体の根本改善には継続的なメンテナンスが必要不可欠です。
アメリカの権威ある医学誌「Journal of Pain Research」に掲載された研究によると、オステオパシー手技療法(OMT)は慢性腰痛に対して安全で効果的な治療法として認められています。Journal of Pain Research
理由として、人の身体は日常生活の中で常にストレスを受け続けているからです。
座り仕事による姿勢の歪み、ストレス、運動不足などにより、筋骨格系のバランスは徐々に崩れていきます。
例えば、国際的な研究では、慢性腰痛患者に対して8週間で6回のオステオパシー治療を行った結果、統計的に有意な痛みの軽減が確認されました。
さらに重要なのは、隔週(2週間に1回)のメンテナンス治療を継続することで、その効果が9ヶ月間持続したということです。PMC Research
従って、一度の治療で終わりではなく、定期的なメンテナンスこそが真の健康維持への道なのです。
適切な治療頻度とは
結論として、症状改善期は週1回、維持期は月1-2回の頻度が最も効果的とされています。
理由は、身体の適応プロセスに関係しています。イギリスの国立臨床研究所(NICE)のガイドラインでは、慢性腰痛に対して12週間で最大9回までの治療を推奨しており、これは週1回程度の頻度に相当します。
具体例として、当院でも以下のスケジュールを基本としています。
- 初期集中期(1-2ヶ月):週1回のペース
- 改善期(3-4ヶ月目):2週間に1回
- メンテナンス期(5ヶ月目以降):月1回
このように段階的に頻度を調整することで、身体への負担を最小限に抑えながら、最大限の効果を得ることができます。
症状がない場合の予防的メンテナンス
重要なのは、症状がない健康な状態でも定期的なメンテナンスが健康維持に有効であることです。
海外の臨床ガイドラインによると、予防的メンテナンスの場合は「2-4週間に1回、または必要に応じて」の頻度が推奨されています。
この予防的アプローチの目的は、進捗の維持、急性症状の発生予防、再発防止とされています。Fundamental Health Australia
さらに注目すべきは、健康な成人に対するオステオパシー治療の研究結果です。Frontiers in Neuroscience誌に掲載された無作為化比較試験では、健康な人にオステオパシー治療を行った結果、以下の効果が確認されました。
- 副交感神経活動の有意な増加(p<0.001)
- 交感神経活動の抑制
- 自律神経バランスの改善
- ハートレートバリアビリティ(HRV)の向上
長期メンテナンスの重要性
また、より長期的な視点では、北欧の手技療法研究において「3ヶ月に1回」の定期的なメンテナンスケアの有効性が示されています。
スカンジナビア諸国で行われた大規模な臨床研究では、再発性または持続性腰痛で初期治療に良好な反応を示した患者に対して、3ヶ月間隔でのメンテナンスケアを実施した結果、「必要時のみ受診」するグループと比較して、1年間で悩まされる腰痛の日数が13日も少なかったことが報告されています。Chiropractic & Manual Therapies
さらに、北欧メンテナンスケアプログラムの調査では、メンテナンスケア患者の最も一般的な受診間隔は「1-3ヶ月」であり、特に「3ヶ月間隔」が最頻値として報告されています。Springer Research
これらの研究は、症状がない健康な状態でも、オステオパシー治療が自律神経系の調整を通じて、より良い健康状態の維持に貢献することを科学的に証明しています。
オステオパシーと一般的な整体の違い
オステオパシーの独自性
結論として、オステオパシーは単なるマッサージや骨格調整ではなく、身体全体を一つのシステムとして捉える医学的アプローチです。
理由は、1874年にアメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティルによって確立されたこの手技療法が、「身体の構造と機能は相互に関連している」という哲学に基づいているからです。
一般的な整体が症状のある部位のみに焦点を当てるのに対し、オステオパシーは症状の根本原因を全身から探ります。
例えば、肩こりの原因が実は骨盤の歪みや内臓の緊張にある場合、一般的な整体では肩周りだけを施術しますが、オステオパシーでは骨盤や内臓からアプローチし、根本的な改善を図ります。
従って、表面的な症状緩和ではなく、真の健康回復を目指すなら、オステオパシーのような包括的なアプローチが必要なのです。
LMO(メカニカルリンク)の革新的な効果

ポール・ショフールが開発した画期的な技術
結論として、LMO(メカニカルリンク オステオパシー)は、従来のオステオパシーをさらに進化させた、極めて精密で再現性の高い診断・治療法です。
理由は、この技術が1978年にフランスのオステオパス、ポール・ショフールによって開発され、40年以上の研究と臨床経験に基づいているからです。
ResearchGateに掲載された研究論文によると、LMOは「一回の圧迫または牽引テストにより組織の弾力性制限を評価し、主要な機能障害を特定する正確で再現性の高いアプローチ」として定義されています。ResearchGate
具体例として、LMOでは以下の特徴があります。
- 抑制バランステストによる主要機能障害の特定
- リコイルという安全性の高い治療技術
- A.T.スティルの「見つけて、治して、放っておく」原則の完全な統合
このように、LMOは科学的根拠に基づいた診断により、最小限の刺激で最大限の効果を目指すことができる技術です。
LMOの特徴
LMOは従来の手技療法と比較して、より安全で効果的、かつ持続性の高い治療効果を目指すアプローチです。
LMOの特徴として、身体の主要な制限部位を正確に特定し、最小限の介入で最大の変化を引き出すことを目指すシステムであることが挙げられます。
一般的な整体では施術者の経験や感覚に依存する部分が大きいのに対し、LMOは客観的なテスト法により、誰が行っても同様の診断結果が得られることを目標としています。
例えば、従来の方法では複数の部位に強い刺激を与える必要があった症例でも、LMOでは主要な1-2箇所への軽微な刺激で、身体全体のバランス改善を目指すことができる場合があります。
城東区で根本改善をお考えの方には、LMOを習得した施術者による治療も選択肢の一つとしてご検討いただけます。
継続的なケアの必要性と健康投資の観点
メンテナンスケアという考え方
定期的なオステオパシー治療は、将来の健康維持と生活の質向上への投資という考え方があります。
予防医学の観点から、小さな問題を早期に発見・対処することで、より大きな問題への進行を予防することが期待されています。
アメリカの研究では、オステオパシー治療を受けた患者群で、処方薬の使用頻度が有意に減少したことが報告されています(治療群13% vs 対照群20%)。
海外の文献によると、定期的なメンテナンス治療を継続することで、以下のような変化が期待されることが示されています。
- 慢性痛に対する医療費の変化
- 日常生活や仕事への影響の変化
- 健康寿命への影響
- 生活の質(QOL)への影響
年間の健康管理費用として考えた場合、定期的なメンテナンスケアにかかる費用と、将来的な医療費や生活への影響を比較検討することで、長期的な健康管理の一つの方法として捉えることができます。
城東区での健康維持について
城東区のような都市部での生活では、様々な環境要因が健康に影響を与える可能性があります。
都市部特有の要因(通勤、デスクワーク、環境的要因など)が、身体への負担となる場合があります。
特に蒲生四丁目周辺のような交通量の多い地域では、環境的な影響も考慮する必要があります。
このような環境下での健康的な生活維持のために、定期的なメンテナンスケアを取り入れることも一つの選択肢です。
オステオパシー整体院トラストの特徴とアプローチ

専門性について
当院では、城東区においてLMO技術を用いたオステオパシー治療を提供させていただいております。
施術者は理学療法士の国家資格を取得しており、さらにLMO(メカニカルリンクオステオパシー)の専門技術を習得しております。
医学的知識に基づいた安全で効果的な治療を心がけることが、当院の特徴の一つです。
具体例として、当院では以下のアプローチを採用しています。
- 初回時の詳細な問診と身体評価
- LMOによる精密な機能障害の特定
- 個別の治療計画の作成
- 定期的な効果測定と計画修正
- セルフケア指導による日常サポート
このように、単発の施術ではなく、長期的な健康パートナーとして皆様をサポートしています。
城東区での利便性
結論として、当院は蒲生四丁目駅から徒歩1分という立地で、城東区の皆様にとって最もアクセスしやすいオステオパシー専門院です。
理由は、地下鉄今里筋線・長堀鶴見緑地線の蒲生四丁目駅から徒歩1分、京阪本線野江駅からも徒歩8分という好立地にあり、平日は20時まで、土日祝も17時まで診察しているためです。
例えば、以下のような方々に特にご利用いただいています。
- 平日の仕事帰りにケアを受けたい会社員
- 土日しか時間が取れない忙しい主婦
- 定期的なメンテナンスを希望する高齢者
- スポーツパフォーマンス向上を目指すアスリート
従って、城東区周辺でオステオパシー治療をお考えなら、立地・専門性・診察時間すべての面で当院が最適な選択肢と言えるでしょう
真の健康を手に入れるために
結論として、一時的な症状緩和ではなく、根本的な健康改善と維持を目指すなら、科学的根拠に基づいたオステオパシーによる継続的なケアが最も効果的です。
海外の研究が明確に示すように、定期的なメンテナンス治療により、痛みの軽減効果は最長1年間持続し、薬物依存のリスクも軽減されます。
さらに、症状がない健康な状態でも、2-4週間に1回の予防的メンテナンスにより、自律神経系の調整や全身のバランス維持が期待できることが科学的に証明されています。
長期的な健康維持の観点では、最低でも3ヶ月に1回のメンテナンスが推奨されており、北欧の研究では年間13日の腰痛日数減少という具体的な効果も報告されています。
特に、ポール・ショフールが開発したLMO技術は、高い精度と安全性を備えた手技療法として注目されています。
城東区で真の健康パートナーをお探しの方は、ぜひ一度オステオパシー整体院トラストにご相談ください。理学療法士の国家資格を持つ専門家が、あなたの健康な生活をトータルサポートいたします。
引用文献・参考資料
- Licciardone, J.C., Schultz, M.J., Amen, B. (2020). “Osteopathic manipulation in the management of chronic pain: current perspectives.” Journal of Pain Research, 13, 1493-1509.
- Licciardone, J.C., et al. (2013). “Osteopathic manual treatment and ultrasound therapy for chronic low back pain: a randomized controlled trial.” BMC Musculoskeletal Disorders, 14, 193.
- Chauffour, P., Prat, E. (2002). “The mechanical link: An osteopathic diagnosis and treatment concept.” Research publication.
- National Institute for Health and Clinical Excellence (NICE). Clinical Guidelines for Low Back Pain Treatment.
- Senna, M.K., Machaly, S.A. (2011). “Does maintained spinal manipulation therapy for chronic nonspecific low back pain result in better long-term outcome?” Spine, 36(18), 1427-1437.Ruffini, N., et al. (2015). “Variations of high frequency parameter of heart rate variability following osteopathic manipulative treatment in healthy subjects.” Frontiers in Neuroscience, 9, 272.
- Fundamental Health Australia. (2024). “How Often Should You Seek Osteopathic or Manual Therapy?” Clinical Practice Guidelines.
- Sandnes, K.F., et al. (2010). “The Nordic Maintenance Care Program-Time intervals between treatments of patients with low back pain: how close and who decides?” Chiropractic & Osteopathy, 18, 5.
- Myburgh, C., et al. (2019). “Chiropractic maintenance care – what’s new? A systematic review of the literature.” Chiropractic & Manual Therapies, 27, 63.

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。
















