「また今日も肩が痛い…」患者さんの口腔内をのぞき込む姿勢を何時間続けていますか?歯科衛生士として働く多くの方が、慢性的な肩こりや首の痛みに悩まされています。
実はこれ、あなただけの問題ではありません。
国際的な研究によると、歯科衛生士の96%が筋骨格系障害(MSD)を経験しているという驚くべきデータがあります。
特に肩(25.0%)、首(30.6%)、腰仙部(23.3%)に症状が集中しており、これは職業特有の動作パターンが深く関係しています。
なぜ歯科衛生士は肩こりになりやすいのか?

結論から言えば、歯科衛生士の業務は「身体に負担をかける3つの要素」が揃っているからです。
まず第一に、25〜35cmという至近距離での前傾姿勢が挙げられます。
患者さんの口腔内をしっかり確認するため、無意識のうちに顔を近づけ、首を傾け、背中を丸める姿勢が習慣化します。
この姿勢では頸椎(首の骨)に通常の数倍の負荷がかかり、周囲の筋肉が常に緊張状態になります。
第二に、片側作業による筋肉の左右不均衡です。
スケーリングやブラッシング指導など、利き手側を中心に作業を行うため、肩甲骨周辺の筋肉が左右で異なる発達をします。
これが肩の高さの違いや、片側だけ強い痛みを感じる原因となります。
第三に、微細な動作の反復による手首・前腕への負荷も見逃せません。
歯科衛生士の70%近くが前腕・手首・手の不快感を報告しており、これが肩への連鎖的な緊張を生み出します。
これらの要因が毎日積み重なることで、「帰宅後に首が回らない」「朝起きると肩が固まっている」という状態が慢性化するのです。
一般的なマッサージでは根本解決にならない理由
理由は明確です。表層の筋肉をほぐしても、深層筋の問題や身体全体のバランス異常にアプローチできていないからです。
歯科衛生士の肩こりは、単純な筋肉疲労ではなく、頸長筋・斜角筋といった深層筋の癒着、胸郭の可動性低下、骨盤の傾きなど、複数の要因が絡み合っています。
さらに、職業特有の「動作パターン」そのものが身体に記憶されているため、その場で楽になっても数日で元に戻ってしまいます。
海外の研究でも、エルゴノミクス(人間工学)教育と組み合わせない限り、単なる対症療法では効果が持続しないことが示されています。
つまり、「なぜその痛みが生じているのか」という根本原因を理解し、身体の使い方自体を見直す必要があるのです。
オステオパシー整体が歯科衛生士の肩こりに有効な理由
オステオパシーは、身体を一つの統合されたシステムとして捉え、筋肉・骨格・内臓・神経の相互関係に着目する手技療法です。
最新の系統的レビュー(BMC Musculoskeletal Disorders, 2014)では、オステオパシー手技療法(OMT)が筋骨格系の痛みを軽減し、身体機能を部分的に改善することが中程度の質のエビデンスで示されています。
特に慢性的な腰痛や首の痛みに対して、他のアプローチと比較して優れた効果が報告されています。
歯科衛生士の肩こりに対しても、オステオパシーは以下のような多角的なアプローチが可能です。
実際の研究(Journal of Osteopathic Medicine, 2022)でも、オステオパシー手技は筋肉の静止時トーンを効果的に変化させることが客観的に測定されており、単なるリラクゼーション以上の生理学的効果があることが証明されています。
大阪市城東区オステオパシー整体院トラストの強み
当院では、理学療法士の国家資格を持つスタッフが、メカニカルリンクオステオパシー(LMO)技術を用いた施術を提供しています。
メカニカルリンクは、身体の各組織間の「緊張の連鎖」を辿り、痛みの本当の原因を特定する精密な手法です。
歯科衛生士の方の場合、肩の痛みの原因が実は肋骨の動きの制限や横隔膜の緊張にあるケースも少なくありません。
当院のスタッフは、解剖学・生理学の深い知識を基盤に、お一人お一人の身体の状態を丁寧に評価します。
そして、その方の職業特性や日常の動作パターンを考慮した上で、最適な施術プランを組み立てます。
さらに、施術だけでなく「仕事中の姿勢の工夫」「休憩時間にできる身体のリセット法」など、日常生活で実践できるアドバイスも提供しています。これにより、施術効果が持続しやすくなり、根本的な改善につながります。
大阪市で歯科衛生士の身体の悩みに寄り添う整体院
立地面でも、当院は地下鉄今里筋線・長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」より徒歩1分という好アクセス。仕事帰りにも立ち寄りやすい環境です。
平日は20時まで、土日祝も17時まで営業しており、忙しい歯科衛生士の方のスケジュールにも柔軟に対応可能です。
定休日は年末年始のみなので、「急に時間ができた」というタイミングでもご相談いただけます。
「この痛み、もう仕方ないのかな…」と諦めていた方、「マッサージに通っても良くならない」と感じている方、一度オステオパシーという選択肢を試してみませんか?
あなたの身体は、まだ変われる可能性を持っています。歯科衛生士としてのキャリアを長く続けるために、今こそ身体のメンテナンスを始めましょう。
参考文献
- Wiley Online Library. (2022). “Musculoskeletal disorders related to dental hygienist profession.” International Journal of Dental Hygiene. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9543870/
- Science Direct. (2021). “An international review of musculoskeletal disorders in the dental hygiene profession.” International Dental Journal.
- Franke H, Franke JD, Fryer G. (2014). “Osteopathic manipulative treatment for nonspecific low back pain: a systematic review and meta-analysis.” BMC Musculoskeletal Disorders, 15:286.
- Springer. (2022). “Effect of osteopathic techniques on human resting muscle tone in healthy subjects.” Scientific Reports. https://www.nature.com/articles/s41598-022-20452-9
- NIH/PMC. (2020). “Prevention and Rehabilitation of Musculoskeletal Disorders in Oral Health Care Professionals.” https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6709589/

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。













