看護師として働く中で、慢性的な腰痛や肩こりに悩まされていませんか?
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、看護師特有の職業病に対して、従来の治療法とは異なる根本的なアプローチで症状改善をサポートしています。
なぜ看護師は腰痛・肩こりになりやすいのか?
看護師の職業病の実態
看護師の職業病について調査した研究によると、日本の看護師の85.6%が腰痛を訴えているという深刻な実態が明らかになっています。
さらに、看護師の職業病アンケートでは腰痛が47%、肩こりが23%と、上位2位を占めています。
海外の研究でも、日本の地方病院における女性看護師を対象とした調査では、腰痛の有病率が59%、肩の筋骨格系障害が46.6%、首の痛みが27.9%という高い数値が報告されています(Musculoskeletal disorders among female nurses in a rural Japanese hospital, PubMed)。
看護師特有の身体的負担要因

看護師の業務には以下のような身体的負担要因があります。
1. 患者の移乗・体位変換作業
- 重い患者を持ち上げる際の腰部への過度な負荷
- 不安定な姿勢での力の発揮
2. 長時間の立位作業
- 病棟での巡回や処置による立ちっぱなしの状態
- 足腰への持続的な負担
3. 前傾姿勢の多用
- 患者のケア時の前かがみ姿勢
- カルテ記入や点滴準備時の首・肩への負担
4. 夜勤による身体リズムの乱れ
- 自律神経系の乱れによる筋緊張の増加
- 回復時間の不足
オステオパシーとは?従来の治療法との違い
オステオパシーの基本理念
オステオパシーは、身体を一つの統合されたシステムとして捉える医学的アプローチです。
症状のある部位だけではなく、全身のバランスを整えることで根本的な改善を目指します。
従来のマッサージや電気治療が表面的な筋肉の緊張を和らげることに重点を置くのに対し、オステオパシーは
- 構造と機能の相互関係を重視
- 身体の自然治癒力を最大限に引き出す
- 全身の連鎖反応を考慮した治療
これらの特徴により、一時的な症状の緩和ではなく、根本的な身体機能の改善を実現します。
LMO(メカニカルリンクオステオパシー)の科学的根拠

LMOとは何か?
LMO(Lien Mécanique Ostéopathique:メカニカルリンクオステオパシー)は、フランスのオステオパス、ポール・シャウフール(Paul Chauffour)によって1970年代から1980年代にかけて開発された革新的な治療法です。
LMOの治療原理
LMOは以下の独特な診断・治療システムを採用しています。
1. 全身の機械的連鎖の評価
- 関節、筋肉、靭帯、神経、血管、内臓すべてを包括的に評価
- 症状の原因となっている「一次病変」を特定
2. リコイル技術による治療
- 極めて軽微な力による安全で効果的な治療
- 組織の自然な修復機能を活性化
3. 再現性の高い診断システム
- 標準化されたプロトコルによる客観的な評価
LMOの科学的エビデンス
国際的な研究において、オステオパシー治療の効果について以下のような科学的根拠が示されています。
筋骨格系疾患に対する効果
- 2024年に発表されたシステマティックレビューでは、オステオパシーマニピュレーション治療が筋骨格系障害の改善に一定の効果を示すことが報告されています(Diseases Journal, PMC)
医療従事者の職業病に対する応用
- 看護師を対象とした研究では、オステオパシーアプローチが職業性筋骨格系障害の予防と治療に有効であることが示されています(Journal of Osteopathic Medicine)
LMO特有の利点
- 研究によると、LMO技術は従来の手技療法と比較して、より包括的で持続的な効果を示すとされています
- 特に慢性的な筋骨格系障害に対して、症状の根本原因にアプローチできる点で優位性があります
城東区オステオパシー整体院トラストでの看護師向け治療アプローチ
個別化された治療プログラム
当院では、看護師特有の職業病に対して以下のような個別化されたアプローチを提供しています。
1. 包括的な身体評価
- LMO診断システムによる全身の機械的連鎖の評価
- 看護業務による特有の身体的負荷パターンの分析
2. 根本原因への治療
- 症状のある部位だけでなく、原因となっている箇所への治療
- 内臓、血管系、神経系を含む全身へのアプローチ
3. 予防とセルフケア指導
- 職場での正しい身体の使い方の指導
- 簡単にできるセルフケア方法の提案
治療の特徴と安全性

安全で優しい治療
- LMOは極めて軽微な力で行うため、妊娠中の看護師や高齢の方でも安全に受けることができます
- 既知の禁忌症がないため、幅広い症状に対応可能
根本的改善への取り組み
- 一時的な症状緩和ではなく、身体機能の根本的改善を実現します
- 治療効果の持続性が高く、再発防止にも効果的
医療従事者の筋骨格系障害に関する最新研究
人間工学的リスクとの関連
最新の研究によると、医療従事者の職場に潜む人間工学的リスクが筋骨格系障害(MSDs)に直結することが明らかになっています。特に看護師においては
主なリスク要因
- 反復動作による累積的負荷
- 不適切な姿勢での長時間作業
- 重量物の取り扱い
- 身体的・精神的ストレス
オステオパシーによる包括的対応 従来の対症療法と異なり、オステオパシーは全身の機能連鎖を評価し、根本原因にアプローチすることで、これらの複合的な要因に対応できる特徴があります。
予防医学としての役割
オステオパシーは治療だけでなく、予防医学としての側面も重視されています。定期的な身体機能の評価と調整により
- 筋骨格系障害の予防
- 作業効率の向上
- 職業性疾患のリスク軽減
- 長期的な健康維持
これらの効果により、看護師として長く健康に働き続けることが可能になります。
なぜ城東区オステオパシー整体院トラストを選ぶべきか
1. 専門性の高い施術チーム
当院では理学療法士の国家資格を持つスタッフが中心となり、総合病院での豊富な臨床経験とLMO技術の専門知識を活かした治療を提供しています。
2. 他院との差別化ポイント
- LMO技術による包括的アプローチ:症状だけでなく根本原因への治療
- 看護師の職業病への深い理解:医療現場での経験に基づく専門的対応
- 科学的根拠に基づいた治療:最新の研究データに基づく効果的な施術
3. 通いやすい環境
- 城東区に立地し、看護師の勤務時間に配慮した営業時間
- 平日20時まで営業、土日も17時まで対応
- 年末年始のみ休診で、忙しい看護師のスケジュールに対応
看護師の職業病改善への新しい選択肢
看護師として働く中での慢性的な腰痛や肩こりは、単なる「職業病」として諦める必要はありません。
科学的根拠に基づいたLMO技術により、症状の根本原因にアプローチし、持続的な改善を実現することが可能です。
城東区オステオパシー整体院トラストでは、看護師特有の身体的負担を深く理解し、個々の症状に合わせた包括的な治療を提供しています。
従来の対症療法では改善しなかった症状も、オステオパシーの全身アプローチにより新たな改善の可能性が開けるかもしれません。
健康な身体で看護の仕事を続けるために、まずは一度ご相談ください。
あなたの症状改善と、より充実した看護師ライフのサポートをお約束いたします。
参考文献
- Musculoskeletal disorders among female nurses in a rural Japanese hospital. PubMed. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12877719/
- Ceballos-Laita, L., et al. (2024). Is Osteopathic Manipulative Treatment Clinically Superior to Sham or Placebo for Patients with Neck or Low-Back Pain? A Systematic Review with Meta-Analysis. Diseases, 12(11), 287. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11593019/
- Price, J.W. (2021). Osteopathic model of the development and prevention of occupational musculoskeletal disorders. Journal of Osteopathic Medicine. https://www.degruyterbrill.com/document/doi/10.1515/jom-2020-0060/html
- Chauffour, P., & Prat, E. (2002). Mechanical Link: Fundamental Principles, Theory, and Practice Following an Osteopathic Approach. Lien Mécanique Ostéopathique. https://lmosteo.com/en/what-is-the-osteopathic-mechanical-link
- 医療従事者の職場に潜む人間工学的リスクと筋骨格系障害の実態. https://www.archelis.com/tachishigoto-mikata/ergonomics-hazards-health-care-facilities/
- 厚生労働省「国民生活基礎調査(2022年)」
- 日本における筋骨格系障害(腰痛・肩こりなど)の統計データ. https://www.archelis.com/tachishigoto-mikata/musculoskeletal-disorders-japan-statistics/

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。















