両膝のお皿の下の痛みが改善した症例

両膝のお皿の周りの痛みが改善した症例についてご報告させていただきます。

【年齢】13歳
【性別】男性
【職業】中学生

小学生の頃よりサッカーのクラブチームに所属。この頃より両膝の膝蓋骨(お皿)の下に痛みが起こり始める。

整形外科を受診し、リハビリを受けていたが、中学生になり痛みが強く起こる頻度が高くなり、当院に来院されていた母親の紹介で当院に来院される。

来院時、特に左膝の痛みが強く、クラブを終わると足を引きずる状態であった。

また、正座や自転車をこぐ動作でも両膝に痛みが出現していた。

(備考)

レントゲン異常なし

その他大きな既往歴、合併症はない

施術

一回目の施術 来院時

鼠径部、骨盤から下肢にかけての組織の緊張があり、循環の低下が起こっている様子。

左右の脛骨(脛の骨)は炎症が起こった後の反応として、周囲の骨膜の制限が認められた。

また、膝蓋腱(お皿の下部にある腱)には若干の組織の線維化(変性)が確認できた。

循環低下の問題がある場合、患部のストレッチのみを行っても、なかなか症状の改善は難しいと感じます。

全体の筋骨格のバランスを調整し、骨盤内の臓器、脈管系、炎症を起こした膝関節周囲の骨、骨膜、神経、成長線を特定的に評価し調整することで、骨盤から下肢にかけての循環機能を高めることと、メカニカルストレスを軽減するアプローチを行いました。

施術後、その場で痛みがかなり軽減したとのこと。

※後日、お母さんが来院された時に子どもさんの調子を聞いてみると、施術を受けた帰りから、自転車をこいでも痛みがなかったとのことで、今は足を引きずることもなく部活に励んでいるとのこと。

一般的にスポーツ障害による膝の痛み(オスグッド、ジャンパー膝など)は患部周囲を治療する傾向があるが、当院では症状は全身の調和とバランスが崩れて起こった結果であると考えます。ですからいかなる場合も、全身の筋骨格、内臓、頭蓋、脈管系、神経系を全て触診し、身体全体が調和するように施術をすすめます。

ジャンパー膝でお困りの方
オスグッドシュラッター病でお困りの方

当院の施術

※当院の施術について詳しく知りたい方は後ほど「当院の施術オステオパシーについて」のページをご覧下さい。

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北内 俊充

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