「手首が痛くて、ペットボトルの蓋が開けられない…」
「マウスをクリックするたびに手首に違和感がある…」
「整形外科でキーンベック病と診断されたけれど、仕事を続けながらどうすればいいのか分からない…」
このような悩みを抱えていませんか?
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、整形外科での指導を受けながら、身体全体のバランスを整えることで手首への負担を軽減し、日常生活や仕事との両立をサポートしています。
本記事では、キーンベック病(月状骨軟化症)の基礎知識と、身体全体からのケアという選択肢についてお伝えします。
キーンベック病(月状骨軟化症)とは
病態の概要
キーンベック病は、手首の中央にある月状骨という小さな骨に血液供給が不足し、骨組織が壊死する状態を指します。
医学的には「月状骨無腐性壊死」とも呼ばれ、1910年にオーストリアの放射線科医ロバート・キーンベックによって初めて報告されました。
海外の研究によると、キーンベック病は手根骨の無腐性壊死の中で2番目に多い疾患とされています(Physiopedia, 2021)。
主に20代から40代の働き盛りの方に多く見られ、特にデスクワークや手を使う職業の方に発症しやすい傾向があります。
キーンベック病の主な症状
初期段階
- 手首の軽度な痛みや不快感
- 手首を押すと痛い場所がある
- 朝起きた時の手首のこわばり
- マウスクリック時の違和感
進行すると
- 握力の低下(ペットボトルが開けられない)
- 手首の可動域制限(曲げ伸ばしが困難)
- 包丁を持てないほどの痛み
- 手首の腫れ
美容師、調理師、デスクワークなど、手首を繰り返し使う職業の方は特に注意が必要です。
月状骨軟化症の発症に関わる要因
国際的な研究では、以下の要因が指摘されています。
1. 手首の骨の長さのバランス
前腕の2本の骨(橈骨と尺骨)の長さのバランスが崩れていると、月状骨への負荷が増えることが分かっています。
約75%のキーンベック病患者さんに、この骨の長さのアンバランスが見られます(Radiopaedia, 2021)。
2. 繰り返される手首への負担
日常的に手首に負荷がかかる動作を続けることで、月状骨への血流が悪くなる可能性があります(PMC, 2022)。
3. 手首の動きのバランス
手首を曲げ伸ばしする時の力の分散が適切でない場合、月状骨に集中的にストレスがかかります。
> デスクワークで手首の痛みが気になる方、こちらからご相談ください
キーンベック病:整形外科との併用という選択肢
医療機関での標準的な対応
整形外科では、病気の進行度(ステージ)に応じた以下の対応が行われます。
- 初期段階: ギプス固定や安静指導
- 中期〜後期: 手術(骨切り術、関節固定術など)
- 保存的管理: 装具による固定、消炎鎮痛薬の処方
しかし、多くの方が直面する課題があります。
「安静にするように言われても、仕事を休めない」という現実です。
身体全体からのアプローチという考え方
ここで重要になるのが、手首だけでなく身体全体のバランスを整えるという視点です。
海外の研究では、手首の生体力学的なバランスが崩れることで、月状骨への負荷が増大することが報告されています(ResearchGate, 2020)。
つまり、手首の問題は手首だけの問題ではないのです。
オステオパシーでは、以下のような全身的な視点から身体を評価します。
1. 姿勢と腕全体のバランス
- 肩や首の緊張が前腕の筋肉に影響
- 背骨のバランスが腕全体の使い方に関わる
2. 関節の動きやすさ
- 肩関節や肘関節の動きの制限が手首への負担を増やす
- 前腕の回転動作の制限
3. 筋膜のつながり
- 前腕から手首にかけての筋膜の緊張
- 全身の筋膜ネットワークのバランス

キーンベック病の方へのオステオパシーアプローチ-身体全体からのケア-
オステオパシーとは
オステオパシーは、1874年にアメリカの医師アンドリュー・テイラー・スティルによって創始された手技療法です。
身体を一つの統合されたシステムとして捉え、構造(骨格・筋肉・内臓など)と機能の相互関係を重視します。
海外の文献では、オステオパシーの原理として以下が示されています。
- 身体は一つのまとまったユニットである
- 身体は自己調整・自己治癒の機能を持つ
- 構造と機能は互いに影響し合っている
蒲生四丁目・当院でのアプローチ方法

当院では、理学療法士の国家資格を取得したスタッフが、以下のような評価とケアを行います。
1. 全身の姿勢評価
- 背骨のバランス確認
- 肩甲骨の位置と動き
- 骨盤の傾きや左右差
2. 腕全体の評価
- 肩関節の動く範囲と制限パターン
- 肘関節の動きと前腕の回転
- 手首周辺の筋肉の緊張状態
3. 身体のつながりへの働きかけ
オステオパシーの技術を用いて、全身のバランスを整えることで、手首への過度な負担を軽減することを目指します。

※当院の施術はキーンベック病そのものを治療するものではありません。
整形外科医の指示に従いながら、身体全体のケアを通じて日常生活をサポートする補完的なアプローチです。
仕事を続けながらキーンベック病と向き合う|日常生活での工夫
キーンベック病と向き合いながら仕事を続けるには、以下のような工夫も大切です。
デスクワークの方
- キーボードとマウスの位置調整
- 手首への負担を減らすリストレスト活用
- 1時間ごとの休憩と軽い運動
美容師・調理師の方
- 道具の持ち方や姿勢の見直し
- 作業中の手首サポーター使用
- 身体全体を使った動作の意識
共通のポイント
- 重いものを持つ際の工夫
- 手首を過度に曲げない動作の習慣化
- 全身のストレッチとバランスケア

大阪市城東区・蒲生四丁目駅徒歩1分、キーンベック病の方に選ばれる理由
オステオパシー整体院トラストの特徴
1. 理学療法士による専門的なアプローチ
当院のスタッフは理学療法士の国家資格を取得しており、解剖学・生理学の知識に基づいたケアを提供します。
2. 月状骨軟化症の方への身体全体を見る視点
手首の症状だけでなく、姿勢や全身のバランスから総合的に評価します。
3. 整形外科との併用が可能
整形外科での指導を尊重しながら、補完的なケアとして身体全体のサポートを行います。
4. 蒲生四丁目駅から徒歩1分のアクセス
地下鉄今里筋線・長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」より徒歩1分。仕事帰りにも通いやすい立地です。
よくあるご質問
> ご不明点がございましたら、LINEでご相談ください
大阪市でキーンベック病にお悩みの方へ
キーンベック病(月状骨軟化症)は、手首だけの問題ではなく、身体全体のバランスや使い方が関わっている可能性があります。
整形外科での適切な医療を受けながら、身体全体からのアプローチを併用することで、仕事や日常生活との両立をサポートできる選択肢があります。
手首の痛みや握力低下でお悩みの方、デスクワークや手を使う仕事を続けながらキーンベック病と向き合っている方は、一度身体全体のバランスを見直してみませんか?
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、理学療法士の資格を持つスタッフが、お一人お一人の状態に合わせたケアをご提案いたします。
▶︎まずはLINEでお気軽にお問い合わせください。
参考文献
- Meena, A., Shaina, S., Saikia, S. S., Raj, A. A., Verma, N., & Attri, M. (2022). Management of type 3 Kienbock’s disease in manual workers by scaphocapitate fusion with minimum 7-year follow-up. Journal of Orthopaedic Surgery and Research. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9006633/
- Physiopedia. (2021). Kienbock’s Disease. https://www.physio-pedia.com/Kienbock’s_Disease
- Nasr, L. A., & Koay, J. (2021). Kienbock Disease. StatPearls. National Center for Biotechnology Information.
- Radiopaedia. (2021). Kienböck disease. https://radiopaedia.org/articles/kienbock-disease-2
- ResearchGate. (2020). Kienböck’s disease: Where do we stand? PMC. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7355093/

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。















むしろ整形外科医の指示に従いながら、補完的なケアとして身体全体のバランス調整を受けていただくことをお勧めします。
はい、可能です。