キーボードを打つたびに手首から指先にかけて走る鋭い痺れ、夜中に痛みで目が覚めてしまう辛さ――。
「もしかして手根管症候群かもしれない」と不安を感じながらも、「手術は避けたい」「仕事を休めない」「病院に行っても湿布と痛み止めだけで根本的に良くならなかった」と悩んでいる方は少なくありません。
大阪市で手根管症候群の症状にお困りの方に向けて、海外の研究データをもとに手根管症候群の本質的な理解と、手術以外の選択肢として注目されているオステオパシーについて詳しく解説します。
手根管症候群とは?なぜ痛みや痺れが起こるのか
手根管症候群は手首の「手根管」という狭いトンネルの中で正中神経が圧迫されることで起こる末梢神経障害です。
手根管症候群は世界で最も一般的な末梢神経疾患であり、一般人口における有病率は7〜19%にも及びます。
なぜこの神経圧迫が起こるのでしょうか?
手根管は手首の手のひら側にあり、骨と横手根靱帯(屈筋支帯)で囲まれた狭いスペースです。この中を9本の腱と正中神経が通っています。
デスクワークでのキーボード操作や反復的な手首の動作により、手根管内の圧力が上昇します。
通常、手根管内の圧力は安静時で5mmHg程度ですが、タイピングなどの作業中には神経への血流が阻害されるほど高まり、神経の虚血(血液不足)を引き起こします。
この状態が続くとどうなるのか?
初期段階では一時的な虚血によって痺れや痛みが生じますが、圧迫が長期化すると感覚神経の脱髄(神経の被膜が損傷)が始まり、やがて運動神経にも影響が及びます。
最終的には神経軸索そのものが機能を失い、母指球筋(親指の付け根の筋肉)の萎縮や握力低下といった重篤な症状へと進行してしまうのです。

手術以外の選択肢はあるのか?海外で注目されるオステオパシーの可能性
多くの方が気にされるのは「手術しないと治らないのか?」という点です。
実は、軽度から中等度の手根管症候群に対しては、手術以外の保存的アプローチが有効であることが複数の研究で示されています。
海外の研究が示すエビデンス
2015年に米国オステオパシー学会誌(Journal of the American Osteopathic Association)に掲載された臨床研究では、週1回・6週間のオステオパシー徒手施術を受けた手根管症候群の患者群において、症状の重症度と機能障害を評価する「ボストン手根管症候群質問票(BCTQ)」のスコアが統計的に有意な改善を示しました(F=11.0; P=.004)。
特に、感覚症状図(SSD)のスコアも有意に低下し(F=4.19; P=.0002)、患者自身が「症状が全体的に改善した」と報告する割合が高かったのです。
なぜオステオパシーが効果を示すのでしょうか?
この研究の興味深い点は、神経伝導速度や超音波検査での正中神経の形態には有意な変化が見られなかったにもかかわらず、患者が感じる症状と機能は明らかに改善したことです。
研究者らは、オステオパシー施術が中枢神経系のプロセスを介して作用している可能性を指摘しています。
つまり、単に手首の局所だけでなく、身体全体のバランスを整えることで神経系の緊張を緩和し、症状の軽減につながると考えられているのです。
オステオパシー整体院トラストが選ばれる理由
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、手根管症候群でお悩みの方に対して、海外の研究に基づいたオステオパシーアプローチを提供しています。
当院のアプローチの特徴
オステオパシーでは、手根管症候群の症状が現れている手首だけでなく、頸椎・胸椎・肋骨・肩関節・肘関節といった上肢全体の構造的バランスを評価します。
なぜなら、神経は複数の場所で圧迫される「ダブルクラッシュ症候群」の可能性があるからです。
例えば、頸椎での神経根の圧迫と手首での圧迫が同時に起こっている場合、手首だけにアプローチしても十分な改善が得られません。
具体的にどのような施術を行うのか?
当院のスタッフは、理学療法士の国家資格を取得しており、解剖学・生理学の深い知識に基づいて、お一人お一人の身体の状態を丁寧に評価します。
筋膜の緊張パターン、関節の可動性、神経の走行に沿った圧迫ポイントなどを確認し、手技によって組織の緊張を解放していきます。
海外の文献で推奨されている横手根靱帯へのストレッチ技術、前腕の回内筋群へのカウンターストレイン、橈骨頭の調整など、エビデンスに基づいた多様な手技を組み合わせて施術を行います。
「このまま悪化するのか不安」という方へ
アメリカ家庭医協会(ACOFP)の2021年の論文では、オステオパシー徒手施術が手根管症候群に対して効果的な役割を果たし、経済的・生活的負担を軽減できる可能性があると述べられています。
実際、手根管症候群による経済的損失は患者一人当たり6年間で45,000〜89,000ドルにも達し、米国全体では年間20億ドルを超えると推定されています。
手術を避けられれば、職場復帰までの期間短縮や医療費の削減にもつながります。
こんな症状でお困りではありませんか?
手根管症候群の典型的な症状には以下のようなものがあります。
- 親指、人差し指、中指、薬指の親指側半分に痺れや痛みがある
- 夜間や明け方に症状が強くなり、手を振ったり水に浸けると一時的に楽になる
- 細かい作業(ボタンをかける、箸を使う)が困難になってきた
- 握力が弱くなり、物を落としやすくなった
- デスクワークや手首を使う作業で症状が悪化する
これらの症状に心当たりがある方は、早期のケアが重要です。
神経の損傷が進行してしまう前に、身体全体のバランスを整えるアプローチを始めることで、手術を回避できる可能性が高まります。
大阪市全域からアクセス良好な立地
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストは、地下鉄今里筋線・長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」より徒歩1分、京阪本線「野江駅」より徒歩8分と、大阪市内各区からアクセスしやすい立地です。
北区や中央区のオフィス街からも通いやすく、仕事帰りにも立ち寄りやすい営業時間(平日9:00〜20:00、土日祝9:00〜17:00)を設定しています。
「仕事を休めない」という方でも、土日祝日も営業しており、年末年始以外は定休日がないため、ご自身のスケジュールに合わせて通院計画を立てることができます。
まずはお気軽にご相談ください。
手根管症候群の症状は、我慢していても自然に良くなることは少なく、放置すると神経損傷が進行してしまいます。
「手術は最終手段にしたい」「まずは身体に負担の少ない方法を試したい」とお考えの方は、オステオパシーという選択肢をご検討ください。
オステオパシー整体院トラストでは、初回のカウンセリングで詳しくお身体の状態を伺い、手根管症候群の症状がどのような要因で起こっているのかを丁寧に評価します。
そして、お一人お一人に最適な施術プランをご提案いたします。
大阪市で手根管症候群にお悩みの方、夜中の痛みや仕事中の痺れから解放されたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。











