城東区で根本的な腰痛ケアをお探しの方へ:オステオパシーとメカニカルリンクオステオパシー(LMO)について

大阪市城東区で腰痛にお悩みのあなた、こんな経験はありませんか?

「朝起きる時に腰が重くてすぐに動けない」「デスクワーク中に腰がズキズキと痛む」「立ち上がる瞬間に腰に激痛が走る」「夜中に腰痛で目が覚めてしまう」

そして、マッサージや整骨院に通っても、「その時は楽になるけれど、数日後にはまた同じ痛みが戻ってくる」という繰り返しに疲れ果てていませんか?

実は、多くの腰痛が改善されない理由は、痛みの出ている腰部だけにアプローチしているからです。

腰痛の真の原因は、腰以外の部位—例えば骨盤の歪み、胸郭の制限、足首の硬さなど—にあることが多く、その根本原因にアプローチしない限り、痛みは何度でも戻ってきます。

フランス発祥のオステオパシー、特にメカニカルリンクオステオパシー(LMO)という手技は、このような「なかなか改善しない慢性腰痛」に対して、全く新しいアプローチを提供します。

痛みの真の原因を全身から見つけ出し、身体全体のバランスを整えることで、「もう腰痛に悩まされない生活」を取り戻すことを目指します。

なぜオステオパシーが腰痛ケアに注目されるのか

1. 身体を一つの統合されたシステムとして捉える

WHO(世界保健機関)の定義によると、「オステオパシーは診断とケアのために手技による接触に依存し、身体の構造的・機能的統合性と身体の本来持つ自然治癒力に重点を置く」手技療法です。

従来の部分的なアプローチとは異なり、オステオパシーは以下の原則に基づいています。

  • 身体は一つの統合されたユニット
  • 構造が機能に影響を与える
  • 問題を見つけ、施術し、そのまま経過を観察する

2.研究に基づく施術効果
国際的な研究によると、オステオパシー施術は腰痛の改善において一定の結果が認められています。

BMC Musculoskeletal Disorders誌に掲載された系統的レビューでは、オステオパシーマニピュレーション施術(OMT)が慢性非特異的腰痛に対して、運動療法や理学療法と同等の結果を示すことが報告されています。 BMC Musculoskeletal Disorders

また、JAMA Internal Medicine誌の臨床研究では、標準的なオステオパシー施術が偽施術よりも活動制限の改善に良好な結果を示すことが報告されています。 JAMA Internal Medicine

メカニカルリンクオステオパシー(LMO)の特徴

LMOとは何か

メカニカルリンクオステオパシー(LMO = Lien Mécanique Ostéopathique)は、1970年代から1980年代にかけて、フランスの初期オステオパスの一人であるポール・ショーフール(Paul Chauffour)博士によって開発された革新的な診断・施術手法です。

従来のオステオパシーとの違い

LMOの最大の特徴は、従来の可動性制限ではなく、組織の弾性制限に着目する点にあります。

1.弾性評価による検査

  • 筋膜、動脈、骨、神経系の弾性を評価
  • より精密で再現性の高い検査が可能

2.リコイル技法による施術

  • 構造の強制的な動かしを必要としない優しい手技
  • 安全性と施術効果の両立

3.8つの機能単位の系統的検査

  • 後頭-脊椎-骨盤軸
  • 胸郭
  • 四肢
  • 骨内力線など

LMOが城東区の腰痛でお悩みの方にもたらす可能性

1. 根本原因へのアプローチ 
腰部の不調が実は胸郭の制限や骨盤の歪みから生じている場合、LMOは全身を評価して真の原因を特定します。

2. 優しく安全な施術 
強い力を加えることなく、組織の弾性を利用した施術により、高齢者から妊娠中の女性、お子様まで安心して受けることができます。

3. 持続的な体調変化 
表面的な症状ではなく、身体の機械的バランスを整えることで、施術後の良好な状態が長期間持続することが期待できます。

実際の施術プロセス

初回評価での詳細な分析

当院では、以下のような丁寧な評価を行います。

1.詳細な問診

  • 不調の発症時期、性質、増悪・軽快因子の確認
  • 日常生活動作への影響の評価

2.LMO検査法による評価

  • 8つの機能単位の弾性評価
  • 身体全体のメカニカルバランスの分析

3.個別ケア計画の立案

  • お一人おひとりの状態に合わせた施術戦略
  • 生活指導や予防策のご提案

施術の流れ

第1段階:主要な問題の特定と施術 LMO特有の検査法により、腰痛の真の原因となっている組織を特定し、リコイル技法で施術します。

第2段階:全身バランスの調整 主要な問題の改善に伴い、代償的に生じた他の制限を段階的に解除していきます。

第3段階:機能の統合と安定化 改善された状態を維持するため、身体全体の協調性を高める施術を行います。

城東区でオステオパシーケアを選ぶべき理由

1. 自然な体調管理アプローチ

オステオパシーは身体の自然治癒力を最大限に活用する手技療法です。薬物に頼らない体調管理を望む方や、根本的な体質改善を望む方に適しています。

2. 個々のお客様に合わせたオーダーメイド施術

LMOは標準化された検査プロトコルにより、お一人おひとりの身体の状態を正確に把握し、最適な施術をご提供します。

3. 予防的ケアとしての価値

不調が出てから対処するのではなく、身体のバランスを維持することで、将来的な問題を予防する可能性も期待できます。

城東区で慢性的な腰痛にお悩みの方にとって、メカニカルリンクオステオパシー(LMO)は新たな可能性となり得る手技療法です。

従来の対症的なケアでは改善されなかった腰痛も、身体全体のメカニカルバランスを整えることで、根本的な体調改善が期待できます。

WHO認定の安全で研究に基づいた手技療法として、世界中で実践されているオステオパシーの最新技術を、ぜひ一度体験してみてください。

※当院での施術は医療行為ではなく、身体の自然治癒力を高めることを目的とした健康管理の一環です。

疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。

重篤な症状がある場合は、まず医療機関での診察を受けることをお勧めいたします。

参考文献
1.Orrock PJ, Myers SP. Osteopathic intervention in chronic non-specific low back pain: a systematic review. BMC Musculoskelet Disord. 2013;14:129. BMC Musculoskeletal Disorders

2.Nguyen C, Boutron I, Zegarra-Parodi R, et al. Effect of osteopathic manipulative treatment vs sham treatment on activity limitations in patients with nonspecific subacute and chronic low back pain: a randomized clinical trial. JAMA Intern Med. 2021;181(5):620-630. JAMA Internal Medicine

3.Chauffour P, Prat E. Mechanical Link: Fundamental Principles of Osteopathic Biomechanics. Handspring Publishing; 2002.

4.LMO International. More about Mechanical Link. LMO International

5.World Health Organization. Benchmarks for Training in Traditional / Complementary and Alternative Medicine: Osteopathy. Geneva: WHO Press; 2010.


オステオパシー整体院トラスト

  • 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
  • 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
  • 営業時間:
    • 平日:9:00〜20:00
    • 土日祝日:9:00〜17:00
  • 定休日:年末年始のみ
  • スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
  • 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)

監修者プロフィール

執筆
八島広明(オステオパス、理学療法士)

理学療法士として、病院・クリニック・福祉施設において幅広い年代の方のリハビリテーションに従事。その中で「より包括的に身体の不調にアプローチする方法」を探求し、フランス発祥のメカニカルリンクオステオパシー(LMO)と出会い、研鑽を重ねる。現在は「オステオパシー整体院トラスト」にて施術を担当し、メカニカルリンクで丁寧な評価と施術を通じて、一人ひとりが快適に日常生活を送れるようサポートしている。

監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)

理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。