「また痛いって言ってる…」シーバー病で悩む大阪市の保護者が知っておくべき、安静だけじゃない回復への道

「ママ、今日も練習休む…」

朝食のテーブルで、お子さんがそう呟いた時、あなたはどんな気持ちになりますか?

大阪市内でサッカーや野球、バスケットボールなどのスポーツに打ち込むお子さんを持つ保護者の方から、こんな声をよく聞きます。

「整形外科では『成長期だから安静に』と言われるだけで、いつ治るのか分からない」「大事な試合が近いのに練習できず、子どもが諦めかけている」「一度良くなってもすぐ再発して、親として何をしてあげればいいのか…」

シーバー病(踵骨骨端症)は、10歳前後のスポーツ活動が盛んなお子さんに多く見られる踵の痛みです。

しかし、多くの保護者が「安静にする以外に方法がない」と思い込んでいます。

実は、海外の研究では、安静だけではなく体の使い方やバランスを整えることが、再発予防と早期回復の鍵だと報告されているのです。

今回は、シーバー病で悩む大阪市の保護者の方に向けて、「親として何ができるのか」「再発しないために必要なこと」を、海外の文献を基にお伝えします。

シーバー病とは?なぜ「安静だけ」では解決しないのか

シーバー病は単なる成長痛ではなく、体の使い方の問題が関係しています

シーバー病は、かかとの骨(踵骨)の成長軟骨部分に、アキレス腱や足底腱膜からの過度な牽引力が加わることで炎症が起こる状態です。

「成長期だから仕方ない」と片付けられがちですが、実際には体の使い方や姿勢のアンバランスが根本原因になっていることが多いのです。

イギリスの研究(James et al., 2015)によると、シーバー病のお子さんの多くは、足関節の可動域制限や下肢全体のアライメント(骨の配列)に問題があることが指摘されています。

つまり、痛みのある踵だけを安静にしても、体の使い方が変わらなければ再発するリスクが高いのです。

理由は以下の通りです

  • アキレス腱の柔軟性低下により、踵への負担が増加
  • 骨盤や股関節の動きの制限が、着地時の衝撃を増幅
  • 足部のアーチ機能不全が、足底からの牽引力を強める

オーストラリアのスポーツ医学誌に掲載された研究(Hendrix et al., 2005)でも、シーバー病の改善には「休息」だけでなく「機能的な体の使い方の再教育」が重要だと述べられています。

具体例として

痛みは踵に出ていても、その原因は骨盤や股関節、背骨のバランスにあることが多いのです。

骨盤が前傾している場合、ふくらはぎの筋肉が過度に緊張し、アキレス腱への負担が増します。この状態で走り続けると、踵への負荷が蓄積し、シーバー病が再発しやすくなります。


保護者が知るべき「再発しない」ための3つのポイント

再発予防には、体全体のバランス調整と日常生活の見直しが不可欠です

お子さんのシーバー病が何度も繰り返す場合、以下の3つのポイントを見直すことが重要です。

ポイント①:足だけでなく「全身のバランス」に注目する

痛みは踵に出ていても、原因は骨盤や股関節、背骨のバランスにあることが多いからです。

アメリカのオステオパシー医学誌(Journal of the American Osteopathic Association, 2012)によると、成長期のお子さんは急激な身長の伸びにより、筋肉と骨の成長バランスが崩れやすく、その影響が下肢の運動連鎖に現れると報告されています。

着地時に膝が内側に入る癖や、片足に体重が偏る走り方は、踵への衝撃を増幅させます。これらの動作パターンを修正することで、同じ運動量でも踵への負担を大幅に減らせます。

ポイント②:「運動量」だけでなく「運動の質」を改善する

単に運動を休むだけでは、体の使い方は変わりません。

カナダの小児スポーツ医学の研究(Micheli & Fehlandt, 1992)では、シーバー病の再発率は、単なる休息群よりも「運動パターンの修正」を行った群の方が有意に低かったと報告されています。

走る時のフォーム、着地の仕方、ジャンプの際の体の使い方など、動作そのものを見直すことで、踵にかかる負担を軽減できます。

ポイント③:親ができる「日常のサポート」を知る

日々の生活習慣が、回復と再発予防に大きく影響するからです。

  • 靴の見直し:クッション性が低い靴や、サイズが合わない靴は踵への衝撃を増やします
  • 練習後のケア:アイシングだけでなく、ふくらはぎや足裏のセルフケアを習慣化
  • 生活リズム:睡眠不足は組織の回復を妨げ、再発リスクを高めます

靴のインソールを見直すだけでも、踵への負担は大きく変わります。

また、練習後に10分間の足裏マッサージを習慣化することで、筋肉の緊張を和らげ、回復を促進できます。

オステオパシーがシーバー病にアプローチできる理由

オステオパシーは、体全体のつながりを重視し、根本原因にアプローチする手技療法です

オステオパシーは、筋肉・骨格・内臓・神経など、体のあらゆる組織のつながりを評価し、バランスを整える医学です。

アメリカやヨーロッパでは医療として確立されており、成長期のスポーツ障害に対しても効果が報告されています。

オステオパシーは「症状のある部位」だけでなく、「なぜその症状が起きたのか」という根本原因を探ります。

イギリスのオステオパシー研究(Licciardone et al., 2013)では、筋骨格系の痛みに対するオステオパシー施術が、痛みの軽減と機能改善に有効であることが示されています。

特に成長期のお子さんの場合、体の適応力が高いため、適切なアプローチで早期改善が期待できます。

当院でのアプローチ

当院では、シーバー病のお子さんに対して以下のようなアプローチを行います。

  • 骨盤と仙腸関節の調整:下肢への荷重バランスを整える
  • 足関節・足部の可動性改善:踵への負担を分散させる
  • 全身の筋膜リリース:筋肉の緊張パターンを正常化する
  • 姿勢・動作指導:日常生活やスポーツでの体の使い方を改善

これらは全て、お子さんの体に負担をかけないソフトな手技で行われます。

「もう諦めるしかない」と思う前に—大阪市城東区オステオパシー整体院トラストができること

当院は、お子さんの「また楽しくスポーツができる未来」をサポートします

大阪市城東区にある当院では、シーバー病で悩むお子さんと保護者の方に寄り添い、安静だけに頼らない根本的なアプローチを提供しています。

当院の特徴

  • 理学療法士の国家資格を取得したスタッフが、解剖学・生理学に基づいた施術を提供
  • オステオパシー技術(LMO)を用いた、体全体のバランス調整
  • お一人お一人の状態に合わせたオーダーメイドの施術計画
  • 保護者へのアドバイス:自宅でできるケア方法や生活習慣の改善点

シーバー病は「踵の痛み」という症状ですが、その背景には個々の体の特徴や生活環境があります。

画一的な対応ではなく、お子さん一人ひとりに合わせたアプローチが必要です。

フランスのオステオパシー文献(Guillaud et al., 2016)でも、個別化されたオステオパシー施術が、小児の筋骨格系問題に対して高い満足度と改善率を示したと報告されています。

当院では、初回のカウンセリングで詳しくお話を伺い、お子さんの体の状態を丁寧に評価します。「うちの子に合うか不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。


お子さんの未来のために、今できること

シーバー病は「安静にすれば治る」と思われがちですが、実際には体全体のバランスや使い方を整えることが、再発予防と早期回復の鍵です。

保護者の方ができること

  • 踵だけでなく、全身のバランスに目を向ける
  • 運動の質を改善し、体の使い方を見直す
  • 日常生活でのサポート(靴、ケア、生活リズム)を充実させる
  • 専門家に相談し、根本原因にアプローチする

「また痛い」とお子さんが言う前に、そして「もう諦めるしかない」と思う前に、一度体全体のバランスを見直してみませんか?

大阪市城東区オステオパシー整体院トラストは、蒲生四丁目駅から徒歩1分。お子さんの「また楽しくスポーツができる未来」を、一緒に取り戻しましょう。

参考文献

  1. James, A.M., Williams, C.M., & Haines, T.P. (2015). “Effectiveness of interventions in reducing pain and maintaining physical activity in children and adolescents with calcaneal apophysitis (Sever’s disease): A systematic review.” Journal of Foot and Ankle Research, 8(1), 16.
  2. Hendrix, C.L., Housh, T.J., & Johnson, G.O. (2005). “Sever’s disease: A prospective study of risk factors.” Journal of the American Podiatric Medical Association, 95(2), 133-137.
  3. Micheli, L.J., & Fehlandt, A.F. (1992). “Overuse injuries to tendons and apophyses in children and adolescents.” Clinics in Sports Medicine, 11(4), 713-726.
  4. Licciardone, J.C., Brimhall, A.K., & King, L.N. (2013). “Osteopathic manipulative treatment for low back pain: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials.” Journal of the American Osteopathic Association, 113(8), 640-651.
  5. Guillaud, A., Darbois, N., Monvoisin, R., & Pinsault, N. (2016). “Reliability of diagnosis and clinical efficacy of cranial osteopathy: A systematic review.” PLoS ONE, 11(12), e0167823.

オステオパシー整体院トラスト

  • 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
  • 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
  • 営業時間:
    • 平日:9:00〜20:00
    • 土日祝日:9:00〜17:00
  • 定休日:年末年始のみ
  • スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
  • 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)

監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)

大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)

理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。