夜中に肩の激痛で何度も目が覚めてしまう、腕が上がらずシャツの着脱も困難、髪を洗うのも一苦労…
そんな辛い五十肩(肩関節周囲炎)の症状で、大阪市城東区にお住まいの50代の方、諦めていませんか?
「もう年だから仕方ない」「時間が経てば治る」と我慢されている方も多いですが、適切なケアにより、その辛い夜間痛や可動域制限の軽減が期待できます。
当院では、痛み止めや湿布では改善が見られない根深い五十肩に対して、フランス発祥のメカニカルリンクオステオパシー(LMO)という革新的なアプローチでサポートしています。
こんな症状でお困りではありませんか?
✓ 夜間痛で熟睡できず、寝返りのたびに激痛が走る
✓ 腕が肩より上に上がらず、洗濯物を干すのも辛い
✓ 後ろに手が回らず、ブラジャーやエプロンの着脱が困難
✓ 車の運転でハンドルを回すのが痛くて危険を感じる
✓ 仕事や家事に支障が出て、家族に迷惑をかけている
これらの症状は、肩だけの問題ではない可能性があります。
全身の組織の緊張バランスの乱れが関連していることが多く、オステオパシーの全身的なアプローチにより、多くの方が「もっと早く来れば良かった」とお感じになられています。
痛みに耐える日々から解放され、再び快適な日常を取り戻すお手伝いをいたします。
五十肩の回復過程と施術のタイミング

五十肩の3つの段階について
五十肩には3つの段階があり、それぞれで症状や経過が大きく異なります。
1. 炎症期(急性期):発症から約2〜9ヶ月
- 激しい夜間痛が特徴的
- 安静にしていても痛む
- 痛みで動かせない状態
2. 拘縮期(凍結期):約4〜12ヶ月
- 痛みは軽減するが、肩が固まって動かない
- 可動域制限が最も強くなる時期
- 日常生活動作が大きく制限される
3. 回復期(解凍期):約12〜42ヶ月
- 徐々に動きが改善してくる
- 完全回復までに長期間を要する
症状が慢性化している場合(6ヶ月以上経過)、自然経過では完全な回復に2〜3年かかることもあります。
しかし、適切なオステオパシー施術により、この期間の短縮やより良い回復の可能性が期待できます。
五十肩とオステオパシーの研究報告
研究で示されたオステオパシーの可能性
ドイツで実施された研究(Schwerla et al., 2020)によると、8週間で5回のオステオパシー施術により、肩の痛みが統計学的に有意で臨床的にも意味のある変化を示したことが報告されています。
この研究では、施術前に平均57.3%だった痛みが施術後19.2%まで変化し、効果サイズは2.71という高い値を示しています。
さらに注目すべきは、施術終了8週間後のフォローアップでも痛みの変化が継続していた点です。
これは、オステオパシーが単なる一時的なケアではなく、持続的な変化をもたらす可能性を示唆しています。Journal of Bodywork & Movement Therapies
なぜオステオパシーが五十肩にアプローチできるのか
五十肩の要因は肩関節周囲の炎症や癒着だけではない可能性があります。
全身の筋膜や結合組織の緊張パターンの乱れが関連していることが多いと考えられています。
オステオパシーでは、以下の視点から五十肩にアプローチします。
- 全身のつながり:肩甲胸郭関節、胸椎、肋骨、横隔膜の動きの関連性
- 内臓の関連性:肝臓や肺などの内臓器官からの反射的な筋緊張の可能性
- 神経系の調整:自律神経系のバランスと炎症との関連性
メカニカルリンクオステオパシー(LMO)の特徴

フランス生まれの革新的手技療法
メカニカルリンクオステオパシー(LMO)は、フランスの医師ポール・ショフール(Paul Chauffour)によって1970年代後期に開発された画期的なオステオパシー手技です。Mechanical Link公式サイト
従来のオステオパシーが関節の可動域制限に着目するのに対し、LMOは組織の弾性(elasticity)の制限に注目します。
これにより、より精密で効果的な評価とアプローチが可能になります。
LMOの3つの特徴
- 安全性:強い力を加えない優しい手技のため、年齢を問わず安全にアプローチ可能
- 精密性:動脈、骨、神経など、従来見過ごされがちな構造も評価
- 持続性:根本的な要因にアプローチするため、効果の持続が期待できる
当院でのメカニカルリンク五十肩施術の流れ
1. 詳しいお話を伺い、全身をチェック
- いつから痛むのか、どんな時に痛いのかを詳しくお聞きします
- 肩だけでなく、背骨、内臓、血管、神経など身体全体を8つの分野に分けて丁寧に評価します
2. 本当の要因を見つける特別な検査
- 「どこまで動くか」ではなく「組織の柔らかさ」をチェックする独自の評価法
- 五十肩の本当の要因を探します(実は肩以外に問題があることがほとんどです)
3. 何からアプローチするかの順番を決める
- 身体にはアプローチする順番があります
- 一番大切な問題から順番に施術していく計画を立てます
4. 痛くない優しい施術
- 「リコイル」という特別な手技で、痛みを与えずに組織にアプローチします
- 身体が本来持っている「回復しようとする力」をサポートする優しいタッチです
5. 段階的にサポートしていくプログラム
- 毎回新しい問題にアプローチし、身体の変化に合わせて進めます
- 無理をせず、あなたのペースでサポートいたします
城東区の皆様へ
大阪市城東区にある当院「オステオパシー整体院トラスト」では、50代の五十肩でお悩みの方に特化したLMOによる施術を提供しています。
「注射を打っても変化がない」「理学療法を続けているが改善が見られない」「夜間痛で眠れない」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
五十肩の回復に向けて
五十肩は「自然に良くなる」と言われることもありますが、慢性化した五十肩の場合、完全な回復まで2〜3年という長期間を要することも少なくありません。
特に50代の方は、仕事や家事への影響も大きく、早期の適切なケアが重要です。
オステオパシーは薬物を使わない自然なアプローチであり、身体の自己回復力をサポートすることで根本的な変化を目指します。
痛み止めに頼らず、根本からのアプローチをお望みの方にお勧めの施術法です。
※本記事の内容は医学的助言ではありません。症状がある場合は医師の診断を受けることをお勧めします。当院での施術は医師の診断と併用していただくことが可能です。また、効果には個人差があります。
参考文献
- Schwerla, F., et al. (2020). “Osteopathic treatment of patients with shoulder pain. A pragmatic randomized controlled trial.” Journal of Bodywork & Movement Therapies, 24, 21-28.
- Chauffour, P. & Prat, E. “Mechanical Link: Fundamental Principles, Theory, and Practice Following an Osteopathic Approach”

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
八島広明(オステオパス、理学療法士)
理学療法士として、病院・クリニック・福祉施設において幅広い年代の方のリハビリテーションに従事。その中で「より包括的に身体の不調にアプローチする方法」を探求し、フランス発祥のメカニカルリンクオステオパシー(LMO)と出会い、研鑽を重ねる。現在は「オステオパシー整体院トラスト」にて施術を担当し、メカニカルリンクで丁寧な評価と施術を通じて、一人ひとりが快適に日常生活を送れるようサポートしている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。












