「足首の捻挫は落ち着いたはずなのに、歩くと外くるぶしの少し前下が気になる」「階段やでこぼこ道で足首が不安定に感じる」。そんな足の痛みが続いている方は、足根洞症候群という考え方がヒントになるかもしれません。海外のレビューでは、足根洞症候群は足首の外側からかかと寄りの痛みや不安定感を伴いやすく、単純にひとつの原因だけで説明しにくい状態として整理されています。

足根洞とは、足首と踵の骨の間にある小さなくぼみのような部分です。この周囲には、足の安定に関わる靭帯や神経、脂肪組織などが集まっています。画像レビューでは、この部分は足のアーチや距骨下関節の安定、足の動きの感じ取りに関わる重要なエリアとされており、負担が重なると押さえたときの違和感や荷重時の痛みにつながる可能性が示されています。

では、なぜ長引きやすいのでしょうか。ポイントは、足根洞症候群が「名前はひとつでも、中身はひとつではない」ことです。海外のスコーピングレビューでは、足根洞症候群はさまざまな背景を含む総称のように使われており、MRIなどの画像でも決め手がはっきりしないケースがあるとまとめられています。さらに近年の批判的レビューでも、足根洞周囲の痛みは、足関節捻挫後の影響、距骨下関節の不安定性、軟部組織の挟み込みなど、複数の要素を丁寧に見分ける必要があるとされています[1][7]。つまり、痛む場所だけを見て終わるのではなく、どんな動きで負担が集まるのかまで整理することが大切です。
実際に多いきっかけは、足首の捻挫です。一般向け医療情報でも、足根洞症候群は捻挫後に起こることが多く、特に足を外側にひねった既往や同じ足首を何度も捻ることがリスクになると紹介されています[3]。また、足のアーチの低下、足部の使い方の偏り、でこぼこした地面での活動、切り返し動作の多いスポーツなども関係しやすいとされています[5][6]。
「一度の大きなケガ」だけでなく、「違和感がなかなか抜けない」「歩くたびに外側が気になる」といった形で続くケースも少なくありません。

検索している方が本当に知りたいのは、病名の難しい説明よりも、自分の状態が相談したほうがよい段階なのかだと思います。目安としては、
・外くるぶしの前下を押すと気になる
・歩く、走る、階段で足首外側がつらい
・でこぼこ道で足首がぐらつく感じがある
・捻挫後から違和感が抜けきらない
このような状態が続くときです。海外文献でも、足根洞症候群は荷重時に悪化しやすい外側後足部の痛みと不安定感が特徴として挙げられています[2][3][6]。
ここで整体院選びの視点も大切です。足根洞症候群のように、画像だけでは整理しにくい足の痛みは、単に足首だけを見て終わるのではなく、捻挫歴、立ち方、歩き方、足首の可動性、ふくらはぎや股関節とのつながりまで確認してくれるかで、納得感が変わります。海外の報告でも、バランス練習、筋力、足部のサポート、動作の見直しなど、複数の視点から状態をみていく重要性が示されています[4][5]。
また、重症例や長期化したケースについては、長期経過をみた報告もあり、状態を見極めたうえで適切な判断につなげることの大切さが示唆されています[8]。
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストでは、こうした足の痛みに対して、痛む場所だけに限定せず、からだ全体のつながりを丁寧にみる方針を大切にしています。足首の状態はもちろん、足部のアーチ、下腿、股関節、姿勢バランスなどを確認しながら、今のからだにどんな負担が集まっているのかを整理していく流れです。すでに公開されている足根洞症候群のページもあわせてご覧いただくと、当院の考え方がより分かりやすいと思います。
オステオパシーについてだけ短く触れると、海外では、筋肉・関節・筋膜などのつながりを手でみながら、全体のバランスを確認する考え方として紹介されています。足根洞症候群のように「痛い場所は足でも、負担の背景は一か所ではない」ケースでは、この視点は一般の方にも理解しやすいはずです。ただし大切なのは言葉の新しさではなく、納得できる説明があること、自分の足の使い方を理解できることです。

「大阪府で整体を探している」「足根洞症候群かもしれない足の痛みを、きちんと整理して相談したい」という方は、まずは今の状態を言語化できる場所を選ぶことが大切です。捻挫のあとに残った違和感をそのままにせず、なぜ痛みが続くのか、どこに負担が集まっているのかを丁寧に確認したい方は、ご予約・お問い合わせページをご覧ください。蒲生四丁目駅から徒歩1分で通いやすく、平日20時まで、土日祝も17時まで受付しています。
院概要
オステオパシー整体院トラスト
- 住所:〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西3丁目6−32 DGビル蒲生4丁目 4A
- 最寄り駅:大阪メトロ長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00-20:00(最終受付19:00)
- 土日祝:9:00-17:00(最終受付16:30)
- 定休日:年末年始のみ
ご予約・お問い合わせ
- 電話:06-7178-1862
- オンライン予約:24時間受付対応
- メール:お問い合わせフォームよりご連絡ください
※施術中は電話に出られない場合がございます。留守番電話にメッセージを残していただければ、折り返しご連絡いたします。
参考文献
[1]Zalduendo A, et al. Current concepts in sinus tarsi syndrome: A scoping review. Foot Ankle Surg. 2021;27(6):615-621. doi:10.1016/j.fas.2020.08.013.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32978087/
[2]Khan R, et al. Sinus tarsi and sinus tarsi syndrome: An imaging review. Eur J Radiol. 2023;161:110725. doi:10.1016/j.ejrad.2023.110725.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36773427/
[3]Cleveland Clinic. Sinus Tarsi Syndrome: What It Is, Symptoms & Treatment.
https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/sinus-tarsi-syndrome
[4]Helgeson K. Examination and Intervention for Sinus Tarsi Syndrome. North American Journal of Sports Physical Therapy. 2009;4(1):29-37.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2953318/
[5]American Orthopaedic Foot & Ankle Society. Sinus Tarsi Syndrome Symptoms & Causes.
https://www.footcaremd.org/foot-and-ankle-conditions/ankle/sinus-tarsi
[6]American Academy of Podiatric Sports Medicine. What is Sinus Tarsi Syndrome, Testing and Treatment.
http://www.aapsm.org/sinus_tarsi_syndrome.html
[7]Bauer K, et al. The Evolution of Sinus Tarsi Syndrome—What Is the Underlying Pathology?—A Critical Review. J Clin Med. 2023;12(21):6878. doi:10.3390/jcm12216878.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37959343/
[8]Lauf K, et al. Six out of ten patients with sinus tarsi syndrome returned to pre-injury type of sport after subtalar arthroscopy. Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 2021.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8298340/
[9]Cleveland Clinic. Osteopathic Manipulative Treatment (OMT).
https://my.clevelandclinic.org/health/treatments/9095-omt-osteopathic-manipulation-treatment

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:大阪市城東区(蒲生四丁目駅徒歩1分)
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。















