生理前になると、腰がズキズキする、重だるい、立ち上がる時につらい。そんな不快感に悩む方は少なくありません。大阪府で整体を探している方の中にも、「毎月くり返すけれど、何が関係しているのかわからない」「温めたり休んだりしても、また同じ時期につらくなる」と感じている方は多いのではないでしょうか。
まず整理しておきたいのは、生理前の不調として出る腰の重さやだるさと、月経が始まる前後に出る月経痛に伴う腰の痛みは、似ていても少し分けて考えたほうがよいという点です。PMS(月経前症候群)では、月経前に起こる身体症状のひとつとして背中や腰の痛みがみられます[1]。一方、月経痛では下腹部のつらさが腰や太ももへ広がることがあります[2]。
さらに、腰痛そのものは腰だけの問題で決まるとは限りません。WHOでは、腰痛の多くがひとつの明確な原因だけで説明しきれない「非特異的腰痛」に含まれるとされ、活動量、睡眠、生活習慣、リハビリテーションを含めた見方の大切さが示されています[3]。生理前の腰の不快感も、月経周期の影響に加えて、冷え、睡眠不足、座りっぱなし、立ちっぱなし、姿勢の偏りなどが重なって強く出ていることがあります。
生理前の腰痛がズキズキ重いのはなぜ?
結論からいうと、生理前の腰痛は、月経周期に伴う変化と普段の体への負担が重なって出ていることがあります。
PMSに伴う腰の不快感では、「重い」「張る」「だるい」といった感覚が目立つことがあります[1]。そのため、「生理前になると毎回なんとなく腰が重い」「腰だけでなく、だるさや眠りにくさも重なる」という場合は、PMSの流れの中で腰の不快感が出ている可能性があります。
一方で、月経開始の前後に下腹部のつらさと一緒に腰がズキズキする場合は、月経痛に伴う関連痛として現れていることもあります[2]。つまり、同じ腰の不調でも、生理前のPMS寄りの症状なのか、月経痛寄りなのかで見方は少し変わります。
また、長時間同じ姿勢で過ごす、反り腰気味で立つ、歩く機会が少ない、体が冷えやすい、眠りが浅いといった状態が続くと、もともとの腰の負担を感じやすくなります[3]。生理前は、そうした負担が表に出やすい時期ともいえます。
生理前の腰痛と月経痛の腰の痛みは少し違う
生理前から腰が重くなり、月経が始まると少し落ち着くようなら、PMSの流れの中で腰の不快感が出ている可能性があります[1]。反対に、月経が始まる直前から直後にかけて下腹部のつらさと一緒に腰が痛む場合は、月経痛との関連を考えやすくなります[2]。
この違いをみるためには、いつから始まるか、何日続くか、下腹部症状を伴うかを簡単に記録しておくと役立ちます。毎月のパターンが見えてくると、温めるタイミングや休み方、生活リズムの整え方も調整しやすくなります。
生理前の腰痛が重い時に見直したいセルフケア
生理前の腰痛がつらい時は、強い刺激で何とかしようとするより、負担を増やしにくい基本を見直すほうが現実的です。
まず取り入れやすいのは、温めることです。月経痛に関する一般向け情報でも、入浴や温熱パッドなどは日常でできる対処として紹介されています[2]。生理前の腰の重さが強い時にも、冷え対策として無理なく取り入れやすい方法です。
次に、軽く動くことも大切です。PMSでは、定期的な有酸素運動、睡眠、ストレス対策などの生活習慣が勧められています[1]。腰痛全般でも、活動を極端に止めすぎないこと、生活リズムを整えることが大切とされています[3]。つらい時ほどじっとしたくなりますが、短時間の散歩や軽い体操のほうが、かえってこわばりをため込みにくいこともあります。
なお、非薬物的な対応や手技療法の研究には、月経困難症や月経関連痛を対象にしたものがあります[4][5][6]。ただし、これらはPMSそのものによる腰の重さを直接示す根拠とは別です。そのため、本記事では「生理前の腰痛に整体やオステオパシーが有効」と強く結論づけるのではなく、月経周期との関係整理、体の使い方の確認、セルフケアの見直しを進めるうえでの周辺情報として位置づけています。
大阪府で整体を探す時に見たいポイント
生理前の腰痛で整体を探す時は、手技そのものを大きく打ち出しているかよりも、不調の背景をどう整理してくれるかを見るほうが大切です。
たとえば、生理前の何日前からつらくなるのか、月経が始まると変化するのか、座る・立つ・歩くで差があるのか、睡眠や冷え、仕事姿勢の影響はありそうか、といった点まで確認してくれるかどうかです。さらに、自宅でできる工夫や、医療機関で確認したほうがよいサインまで説明してくれると、相談の納得感は高まりやすくなります。
オステオパシー整体院トラストでも、こうした考え方を大切にしながら身体の状態確認を行っています。ここでの整体やオステオパシーは、手技だけで何とかするものとしてではなく、月経周期との関係整理、体の使い方の確認、生活背景の見直し、セルフケア指導、必要時の医療機関受診の判断を含めた支援の一部として考えるほうが自然です。生理前の腰痛が続く時は、体だけでなく、毎月の変化の出方や日常生活での負担まで含めて見直していくことが大切です。
生理前の腰痛でも早めに相談したい赤旗症状
生理前の腰痛は珍しい悩みではありませんが、「いつものこと」と決めつけないほうがよいサインもあります。婦人科的な面では、痛みが以前より明らかに強い、出血量が急に増えた、周期が大きく変わった、生理以外の出血がある、性交時・排尿時・排便時に痛みがある、意図しない体重減少や食欲低下がある場合は、医療機関での相談が大切です[1][2]。
加えて、腰痛全般の安全面として、足のしびれが強くなる、両脚に痛みやしびれ、脱力がある、力が入りにくい、会陰部や肛門まわりの感覚が鈍い、尿が出にくい・失禁する・便失禁がある、発熱や寒気を伴う、痛みが急に悪化する、転倒や事故のあとから痛いといった場合は、早め、あるいは緊急での医療相談が必要になることがあります[7][8]。生理前の時期と重なっていても、その影響だけと考えないことが大切です。
まとめ
生理前の腰痛がズキズキ重い時は、PMSによる不快感なのか、月経痛に伴う腰の痛みなのか、あるいは普段の姿勢や生活習慣の負担が重なっているのかを分けて考えることが大切です。温める、軽く動く、睡眠を整えるといった基本を見直しても変化が乏しい時は、一度、体の状態や生活背景を整理してみる意味があります。
セルフケアを続けても生理前の腰の重さやズキズキ感が変わらない場合、月経周期との関係や体の使い方、骨盤まわりの負担が重なっているかもしれません。オステオパシー整体院トラストでは、身体の状態確認と日常での過ごし方の整理を含めてサポートしています。まずは一度、お気軽にご相談ください。
【WEB予約はこちら】https://trust-osteopathy.com/contact/

オステオパシー整体院トラスト
- 住所:〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西3丁目6−32 DGビル蒲生4丁目 4A
- アクセス:長堀鶴見緑地線「蒲生四丁目駅」エレベーター出口徒歩5秒/今里筋線「蒲生四丁目駅」2番出口徒歩1分
- 交通:大阪メトロ長堀鶴見緑地線・今里筋線「蒲生四丁目駅」徒歩1分
- 営業時間:
- 平日:9:00〜20:00
- 土日祝日:9:00〜17:00
- 定休日:年末年始のみ
- スタッフ:4名(全員LMO施術可能)
- 院長:北内俊充(オステオパス、理学療法士)
監修者プロフィール

◆執筆
杉山主馬(理学療法士)
大阪市城東区のオステオパシー整体院トラストで痛みや痺れなどの症状に対するクライアントへの施術を担当。理学療法士の国家資格を持ち、総合病院において脊椎や股関節・膝関節の手術後リハビリテーション、外来での肩関節疾患、足部疾患、腰部疾患など様々な臨床現場を経験。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)技術を学び、解剖学・生理学の知識を活かしながら、お一人お一人の症状改善のサポートに努めている。

◆監修
北内俊充(オステオパス、理学療法士)
理学療法士国家試験を取得後、総合病院、クリニック、在宅医療の現場を経て、2012年オステオパシー整体院トラストを開業。痛みとしびれでお困りのクライアントを中心に施術を行っている。理学療法士免許の他に日本トラディショナルオステオパシーカレッジを卒業し、D.O.の称号を取得。LMO(メカニカルリンクオステオパシー)というフランスで発展したオステオパシーの国際教育ライセンスを保有し、専門的な技術と豊富な臨床経験を活かした施術を提供している。オステオパシーの教育にも携わっており、日本を中心に台湾でも教育を行っている。国際的な視野でオステオパシー技術の普及と発展に貢献しており、院内では全スタッフへの技術指導を行い、同水準の高品質な施術が提供できる体制を構築している。
参考文献
[1] Office on Women’s Health. Premenstrual syndrome (PMS).
https://womenshealth.gov/menstrual-cycle/premenstrual-syndrome
[2] NHS. Period pain.
https://www.nhs.uk/symptoms/period-pain/
[3] World Health Organization. Low back pain.
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/low-back-pain
[4] Li X, Hao X, Liu J, Huang J. Efficacy of non-pharmacological interventions for primary dysmenorrhoea: a systematic review and Bayesian network meta-analysis.
https://ebm.bmj.com/content/29/3/162.abstract
[5] Shahrjerdi S, Shaych Hosaini R. Effect of functional lumbar stabilization exercises on pain, disability, and kinesiophobia in women with menstrual low back pain.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3838710/
[6] Bonner PE, Paul HA, Mehra RS. Osteopathic manipulative treatment in dysmenorrhea: a systematic review.
https://www.cureus.com/articles/187007-osteopathic-manipulative-treatment-in-dysmenorrhea-a-systematic-review.pdf
[7] NHS. Back pain.
https://www.nhs.uk/conditions/back-pain/
[8] World Health Organization. Low back pain.
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/low-back-pain












