お名前 | K.Y様 |
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年齢・性別 | 43歳 女性 |
お住いの地域 | 大阪市東淀川区 |
職業 | スポーツクラブ職員員 |
お悩みの症状 | 足底筋膜炎 |
ご来院いただいた経緯
来院の約1か月前にスタジオレッスンに参加し、ジャンプをした後から両側踵の痛みが発生。近所の整形外科にて足底筋膜炎と診断されたそうです。
レントゲンに異常は認められず、痛み止めの内服によりしばらく様子を見るも症状の改善が見られないためインターネットで当院を見つけご来院されました。
【既往歴】右尿管結石(ドルニエにて治療)
【食生活】炭水化物、乳製品を頻繁に摂取する習慣がある
当院での施術
朝起きて立ち上がった一歩目に強い痛みがあるとのこと。
施術は10月20日と10月29日に計2回行いました。
初回の検査と施術(10/20)
腰椎の1~5番、脊髄を包む硬膜が仙骨内に付着するポイント、尾骨と両側の仙腸関節が固着している様子。この他にも骨盤内臓器、右の脛骨の骨端線、左の犬歯、右の上肢の橈骨神経のラインが固着している様子。
当院の施術であるメカニカルリンクにてこれらの緊張を階層化し、施術を行い全身を調整し、この日の施術を終了。
施術の他に食生活の見直しを行っていただくことをご説明した。(炭水化物、乳製品の摂取を控えてもらうように)
糖質を頻繁に摂取していると動脈の緊張、骨機能の低下をきたし、炎症が起こりやすいコンディションに陥りやすい。
また乳製品の過剰摂取も骨機能の低下、内臓と内臓同士の滑り運動が低下し、下肢の循環低下や、背骨、骨盤のゆがみを起こすことがある。
2回目の施術(10/29)
痛みは70%ほど改善しているとのこと。
身体全体のバランスは良好に思える。
この日も触診検査を行い、全身の調整を行った。
3回目の施術を予約されていたが、2回目の施術が終わった翌日から痛みが更に良くなり、数日後には痛みがなくなったため、ご本人からこれで様子を見てみたいとご連絡が入り施術は終了。
当院からのコメント
この方の場合、硬膜(脊髄を包む膜)の緊張、両側の仙腸関節の可動性の低下がベースにあったため、スタジオレッスン時にジャンプをしたことが引き金となり両側の踵の痛みが発生したのではないかと思われます。
体の中心軸上での緊張により、両下肢にかかる機械的な負荷が増加したことと、骨盤内臓の硬さによる、鼠径部の循環低下の問題が重なり、両側踵の炎症を鎮静化するシステムが十分に働かなかったため、痛みが継続したのではないと推測します。
整骨院などに通ってもなかなか改善しない痛みや不調にお困りの方は一度当院にご相談ください。きっとお力になれると思います。