当院の施術(オステオパシーメカニカルリンクについて)

「オステオパシーは海外ではスタンダードな医療」

オステオパシー施術02当院ではオステオパシーという治療法を行っております。

オステオパシーと言われても日本ではあまり耳に馴染みがないためピンとこない方がほとんどだと思います。

実際、当院に来院されているお客様もオステオパシーをご存じなかった方がほとんどです。

日本ではまだ知名度が低く現段階で法制化はされていないのが現状ですが、

海外においては歴史あるスタンダードな医学であり、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ諸国では国民に広く認知されており、多くの方がオステオパシーの治療を利用しています。

「オステオパシーの治療」*必ずお読みください

オステオパシー施術06少し長くなりますが、ご来院前に当院の施術を受けて頂く上で、非常に大切な内容を記載しておりますので、ご一読ください。

皆様がご存知の西洋医学、東洋医学という医学体系があるようにオステオパシー医学という1つの医療体系が存在します。

オステオパシーでは病気や症状を治すために薬を投与したり、患部のみを施術したり、マッサージしたりするのではありません。

西洋医学では症状のある部位周辺を詳細に検査し、治療します。

これに対して

オステオパシーでは身体全体が1つのユニットとして機能していると考えます。

何故なら実際に

身体は頭からつま先まで、膜という組織に包み込まれて、途切れることなく繋がっているからです。

また、身体の表層から深層も膜による繋がりがあります。

オステオパシー施術04この全身的な膜の繋がりがあるため、捻挫、骨折、打撲などの外傷や日常生活での不良姿勢で起こった関節のねじれ、ストレスや内臓に負担のかかる生活習慣や食生活で起こった内臓の緊張など、

身体のどこか一か所で起こった組織の緊張やねじれは、膜を伝って、離れた部位に二次的、三次的な緊張やねじれの連鎖を引き起こします。

この様に膜を伝った、緊張やねじれの連鎖を障害チェーンと呼びます。

人が生きていく中で組織の緊張やねじれは蓄積されてきます。

身体の中にこの様な障害チェーンが多数存在すると、その力のしわ寄せが起こり、最終的に過剰なストレスを受ける部位が出てきます。

その部位のシステムが正常に働くことが困難となり、体液、酸素、栄養、エネルギーなどの循環がスムーズに行うことができなくなると、やがて症状が発生します。

つまり、肩の痛みという症状があったとしても、肩のシステムの異常を引き起こしている原因は、障害チェーンをたどっていくと遠く離れた足首、内臓、膝の裏の動脈、頭蓋骨など症状部位から離れた部位に見つかる可能性があるということです。

この様にオステオパシー医学では複数の障害チェーンにより、患部の生理学的なシステムがうまく機能しなくなった結果として、症状が起こっていると考えます。

オステオパシーでは、この様に全体的な視点から症状を捉えるため、患部だけではなく身体全体を詳しく調べ、障害チェーンを見つけ出します。

症状部位にかかっているストレスを取り除き、患部の生理学的なシステムを正常化するために、障害チェーンの中の問題部位に対して、解剖学、生理学に立脚した合理的な手技を施します。

当院の施術「オステオパシーメカニカルリンク」

•当院ではメカニカルリンクという特殊なオステオパシーの施術を行っています。

•日本で最新のメカニカルリンクの施術を行っているのはオステオパシー治療院トラストと京都の「まこと治療院」のみです。

•メカニカルリンクはフランス人オステオパスであるポール・ショフールにより開発され、その後エリック・プラット(理学療法士)、ジャック・ミショウ(整形外科医)らが共同で開発、発展を遂げてきたオステオパシーの手技治療体系です。

•メカニカルリンクはオステオパシーの創始者A.T.Stillの基本原則を深め、今日、世界中で教えられています。近代化されたオステオパシーであり、非常に革新的で洗練られた技術を実現しています。

•メカニカルリンクの診断と治療の概念はフランスにおけるオステオパシーの30年間の日々の実践の中での経験と研究の結果です。

•メカニカルリンクは、全ての身体組織に適応される非常に正確で包括的なオステオパシー施術です。

•一般的なオステオパシー(関節、頭蓋、内臓)に新しいオステオパシー(骨、動脈、神経)の評価と施術が含まれます。

•全て手を使って、安全な手技で施術を行います。
メカニカルリンクは非常にソフトで効果的なリコイルというテクニックを用います。

•リコイルは関節を強制的に操作することがないので幅広い年齢の方に受けて頂ける非常に安全な施術です。
海外での活動の様子

「オステオパシーの歴史」

オステオパシーは1874年にアメリカ人の西洋医学の医師であるA.T.Still(アンドリュー・テイラー・スティル)先生によって創始されました。

スティル先生は病気になる人とならない人、病気になっても治る人と治らない人、命を落とす人いるという事実に疑問を抱き、本来体に備わっている自然治癒力を最優先する治療法の研究を始めました。

そして、どんな病気や症状を持った人間にも必ず筋骨格などの構造的な異常や循環系、神経系のアンバランスが原因となっているのではないかと考え、手技を施すことでそれが解決するということを確信しました。

そしてその方法にギリシャ語で「骨」を意味する「Osteon」と「病む」を意味する「Pathos」からOsteopathy(オステオパシー)と名付けました。

はじめの頃はその理論を認める人はほとんどいませんでしたが、彼は独りで治療しながら全米を回り、ミズリー州カークスビルという田舎に落ち着きました。
そこには彼の治療を求め全米から患者が集まり、やがてホテルやレストランができるまでになったのです。

1892年にはカークスビル・オステオパシー医科大学(現在A.T.Stillユニヴァーシティー)も設立されました。
現在オステオパシーはアメリカでは医学として公認されており、医師として全ての医療行為が許されています。
(イギリス、フランス、オーストリア、ニュージーランドでは医療国家資格として認められており、カナダ、ドイツ、イタリアなどではオステオパシーの教育機関が多数存在します。)

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