お名前 | K.A様 |
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年齢・性別 | 43歳 女性 |
お住いの地域 | 大阪市東大阪市 |
職業 | 会社員 |
お悩みの症状 | 左足底筋膜炎 (朝一ベッドから降りた一歩目の痛み、長時間座った状態から一歩目の痛み) |
その他症状 | 肩こり、便秘 |
ご来院いただいた経緯
4年前より左足底の痛みが起こりはじめ、長い時間をかけてだんだんと痛みが強くなってきたため整形外科受診し「左足底筋膜炎」と診断を受けられたそうです。
レントゲン、CTに異常はなし。
痛み止めを処方され様子観察するも症状の改善が見られず、整骨院、マッサージに通われるが症状変化しないため、インターネットで当院を見つけご来院されました。
【既往歴】20年前に髄膜炎、8年前に子宮筋腫で子宮全摘出、腎結石、腎盂炎
当院での施術
脊柱骨盤帯:T4,5(胸椎)L3,4,5(腰椎)S1,3(仙椎)、硬膜、終糸、尾骨、左寛骨の上方剪断
四肢:左脛骨下端の骨端線
骨内力線と関節離開:左近位脛腓関節の関節離開
頭蓋骨:左鼻骨
内臓:左横隔膜、肝十二指腸間膜、腸間膜根
動脈系:胃十二指腸動脈、左外腸骨動脈
神経系:左腕神経叢、右外側前腕否皮神経、左内側足底皮神経
に組織の緊張、圧迫、ねじれが加わっていた。
一番問題となっていたのが腰椎の5番が左回旋、左側屈起こし固着していたことである。この問題が筋膜を伝わり、全身に波及し様々な組織の問題を引き起こし、全体の構造的アンバランスを起こしていた。
また腰椎5番から出る硬節の神経線維は踵、足底を支配する。
最終的に左の踵部には血液循環が低下し周囲の末梢神経もうまく機能できていない状態で、最終的には左の踵の骨の柔軟性が欠如し炎症を起こしていたのではないかと推測できる。
施術は腰椎5番の調整から始め左踵の骨内の問題を調整。
これにくわえ、頭蓋の鼻骨、左の外腸骨動脈、腸間膜根、左脛骨下端の骨端線を調整すると、全体的な構造バランスが良好な状態となった。
当院からのコメント
後日3週間後に連絡を頂き、施術後から左踵の痛みがなくなったとのこと。
本来ならば施術を継続してもらい、全体のバランスが取れた状態で安定するようにした方がベターではありましたが、また状態が悪化するようであれば連絡を頂くことにしました。
本症例は4年間という長い期間で慢性的な経過をとっていた症例です。
通常慢性のケースは8回~10回くらいの施術が必要なケースが多いのですが、まれに1~2回で痛みがなくなるケースもあることは事実である。
短期間で良くなって頂けて本当に良かったです。
整骨院などに通ってもなかなか改善しない痛みや不調にお困りの方は一度当院にご相談ください。きっとお力になれると思います。