レントゲンで踵が白く炎症していた足底筋膜炎が改善した大阪市旭区の女性の改善レポート

お名前 Y.F様
年齢・性別 50歳 女性
お住いの地域 大阪市旭区
職業 パート
お悩みの症状 右かかとの炎症、足底筋膜炎

ご来院いただいた経緯

来院の約3カ月前から特に誘因なく右踵部に痛みが起こり、日に日に症状が悪化。

近所の整形外科で右足底筋膜炎と診断され、その際に撮影したレントゲン写真では右踵部が白く写り、炎症の兆候を示していたとのこと。

しばらく様子を見るように言われたそうですが、症状が改善しないため、インターネットで当院を見つけ来院されました。

【既往歴】大きな既往歴、合併症はなし
【食生活】甘いお菓子をよく食べる

当院での施術

来院時、右踵部の腫れ、熱感、発赤があり炎症症状が強かったです。

右踵内側部の圧痛も強い状態でした。

7月下旬から3月下旬まで、2週間おきに計15回の施術を行いました。

初回検査と施術

右踵の炎症はかなり強く痛みも強い。
T2,3,4(胸椎の2,3,4、番)、L2,3,4,5(腰椎の1~5番)、脊髄を包む硬膜が仙骨の2番に付着するポイントの緊張がかなり強い。
骨盤のゆがみはあるが、固着しているわけではなく、可動性はある。
右足根骨(足部を構成する骨)は柔軟性がなく硬い。また足底の筋膜も動きが悪い状態。
構造的には腰椎の機能が低下していることと、右足部の柔軟性がなくアーチがうまく機能していない。

糖質を過剰に摂取している場合、骨そのものの柔軟性が低下し、骨自体のショックを吸収する機能が低下しその結果、周囲の筋膜や靭帯に過剰なストレスがかかることがある。
また、糖質をとりすぎていると、骨内のミネラル、特に亜鉛が血中に放出される。亜鉛はその周囲の骨の炎症を鎮静化する機能があるが、この方の場合、この機能の低下も起こっているのではないかと推測した。

糖質の制限を行ってもらうことを指導し、全身の構造のバランスを調整し、その後右足部の骨、関節にも介入し、この日は施術を終了。

2回目~5回目の施術(約2週間毎)

2回目~5回目までは右踵部の痛みが緩解と増悪を繰り返した。

6回目の施術(約2週間後)

痛みがましな日が多くなってきたとのこと。
まだ脊柱の構造異常は気になる。

7回目(2週間後)

痛みの場所が変わる。
右踵部から右踵外側部に移動。
痛みは楽になっているとのこと。

8回目(2週間後)

歩くと痛みが出るとのこと。朝はまし。痛みが出てもすぐに回復する。

9回目(2週間後)

やや痛みが強くなっている感じがするとのこと。

10回目(2週間後)

痛みが出てもすぐに回復するようになったとのこと。

11回目(2週間後)

やや、違和感と腫れが気になるとのこと。
痛みは強くはないが、右踵部にやや腫れと若干の熱感がある。
全身の調整の後、右下肢からの静脈還流を促す施術を追加して行った。

12回目(2週間後)

前回の施術後から、痛みはかなりましとのこと。腫れもなくなっている。
全身の構造的にも柔軟性が出てきており、バランスが取れている様子。
次回の施術は1カ月後に来てもらうことにした。

13回目(一か月後)

痛みなく症状安定している様子。
腰椎の構造、機能もがランスよく安定している様子。

14回目の施術(一か月後)

朝の痛みもなく、歩行しても痛みはなく症状は安定しているため施術終了。

当院からのコメント

この方の場合、発症してから割に早期に来院頂きましたが、症状が改善し安定するまで時間がかかりました。

というのも、もともとの体の状態が悪く、症状が起こった時にはかなり強い炎症が起こっていたためです。

慢性化した体の構造的なアンバランスがある場合、バランスが良くなり、症状が改善し安定するまでにしなければならない施術作業も多くなりますし、施術の期間は長くなります。

今起こっている症状は、それが起こる前から体の構造的なアンバランスとして水面下で進行していると思われます。

整骨院などに通ってもなかなか改善しない足裏の痛みにお困りの方は一度当院にご相談ください。きっとお力になれると思います。

足底筋膜炎の施術について詳しくはこちら

ご予約・お問い合わせはこちら

PAGE TOP